==カウントダウン==
明日14日、とうとう、ついに『39』になってしまう。
ああ。
年を取るのは当然で自然で誰も回避できないことだけど、数字の重みに全く自分がついていってない感じ。
30台後半に入ったころから、前日の13日にはなんとも言えない焦燥感に駆られるようになった。
今朝も目が覚めて、まっ先に頭に浮かんだのが「今夜の12時で39(!!)」。
1年なんてホントあっという間だ。
でも、短いようでいろーーんなことがある。
いいこともいーっぱいあった。
奈落の底に自ら飛び込んだこともあった。
『人生の宝』と思えるステキな人たちとの出会いもあった。
ベッドの中であれこれ思いをめぐらす。
時間を有効に使っているか?
1日1日を悔いのないよう大事に生きてるか?
うーん・・・、残念ながら答えはNO。
ボーっとする時間が必要(好き)な私は、たぶん普通の人よりボーっとしている時間が長い。
毎瞬毎瞬、その時その場に集中して生きる代わりに、『過去に起こったこと』や『未来に起こりうること』を考えて、心配していることの方が多い。むろん無意識に。
いかーん!いかんよ。
38もやり残したことが一杯。
ハッキリ言って山盛りだ。
今日しか残ってない38の終焉の前に、「行かないで~!」としがみつきたい思い。
そーいう焦りがムクムクと湧き上がってきて、布団(って、暑いからシーツ1枚で寝てるんだけど)を蹴っ飛ばして起き上がる。
やらないと。
まずは、今日こそ『アメリカズカップ』の原稿の続き書かないと!
<メディアボートのすぐ横を波しぶきを上げて走り抜けるBMWオラクルレーシング艇。“第12回 ルイヴィトン・アクト(7月1日)”にて>
メールチェックすると、
世界日報社の I 編集長から「7月16日号からシリーズがスタートしました。写真がいいので、本当に見栄えがします」とのメールが入っていた。
そう、こっちもカウントダウンに入っているのだ。
ちなみにお褒めいただいている写真の大部分は、プロのカメラマンによるものなんだけどね。
が、上のは松嶋撮影モノ。
カッコイイっしょー、アメリカズカップのヨット!
4月に提出した私の企画に快くスペースを提供してくだすった『
Sunday世界日報』で、
この日曜(16日)から『
アメリカズカップに挑み続ける男たち』と題した連載が始まる。
9月3日までの各日曜、1000字+写真で
早福和彦氏(BMWオラクルレーシング)、脇永達也氏(ルナロッサ・チャレンジ)、鹿取正信氏(エミレーツ・チームニュージーランド)の3人を、計8回にわたって紹介するというもの。
彼らはあの『ニッポンチャレンジ』出身で、今はそれぞれチャレンジャー3強と呼ばれるシンジケートに所属し、4度目のカップに挑戦中のジャパニーズ・ヨットマンなのだ。
世界最高峰のヨットレースを舞台に戦う3人のタフな生きざまからは、絶対元気がもらえるはず!是非読んでもらいたい。
おっと、原稿書かねば!ゲンコウ!