ソナ・ハポン(Zona Japón)は、マドリッドのFM局 "ラジオ・シルクロ100.4FM" にて放送のジャパンカルチャー紹介番組です!      (09年で一旦終了)www.radiocirculo.es


by zonajapon

<   2005年 08月 ( 13 )   > この月の画像一覧

==REAL, la película==

今日午後、サンティアゴ・ベルナベウのすぐそばのスタジオで、某CMナレーションの録音があった。
21:30ごろ終わって表に出ると、スタジアムの方からズンチャ、ズンチャとフィエスタっぽい音が聞こえてくる。


d0038733_1435289.jpgなんだ?なんだ!と近づくと、まず目に飛び込んできたのがこの電光掲示板。
『"REAL" LA PELICULA 21時開場』とある。

が、ラファエル・サルガド通りのタキージャ周辺には、ほとんど人影は見えない。
もうみんな中に入ってるんだ。

通りのいくつかの車線は通行止めになっている。


d0038733_14353869.jpgズンチャカ・サウンド(バカラオでした、ハイ)に誘われてカステジャーノ通りに出ると…
Oh!煌々と照らすライトに浮かび上がる青い絨毯、ダンサー、報道陣、やじ馬、警察…etc。
そして、花道の前の仮設スタンドは、抽選で選ばれたというラッキーなファンで
ギッシリと埋められている。

やじ馬の1人となり写真を撮っていると、黒塗りのアウディが横付けし…
Oh!ペレス会長とペレス夫人が降りてきた。

初めて見る生フロレンティーノ!
ちょっとウレシイ。


d0038733_14363055.jpg噂に聞いていた「レアル・マドリッドの映画」がついに完成し、明日(8月26日)から
全国一斉ロードショー!ということで、どうやら今夜、スタジアムを会場に試写会が
催されるらしい。
有名人&ソシオが、計4000人も見に行ったんだって。
あのフェルナンド・イエロも来たんだって。
(わだかまり、もうないんだ?)
そんでもって、映画はマドリッド、NY、東京、カラカス、セネガルの小村の5箇所・5大陸を舞台にしたフィクションと実話のミックスなんだって。
(マーケティング、ばっちりネ!)
将来的にヨーロッパ、北米、アジアでの公開も予定されているんだって。


しっかしこのクラブ、どんどんエスカレートして行ってる…。
どこまで行くんだろ?
派手にやってくれるのは結構なことだけど、そろそろタイトル取らんとね…カッコ悪かろう。
今シーズンこそ!頼む、1個くらいは!!

あっ、そう言えば明日はここベルナベウで、ロビーニョのお披露目&会見もあるんだった。
マスコミだけじゃなく、一般にも無料で公開するという太っ腹企画!
やるよね~、ペレスさん。

さーて、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
リーガ・エスパニョーラ、いよいよ今週末から始まるよ~。
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by zonajapon | 2005-08-26 08:37 | 公美のスペインときど記
==美しき猛禽(もうきん)類たち==

見本市にはアルバセテ(Albacete)の鷹匠フアン・テバル(Juan Tebar)も出店していた。
鷹匠(たかじょう)とは、タカやハヤブサ、フクロウ、ミミズクなどを訓練し鷹狩りに従事する人のこと。
氏は、ラ・マンチャ地方の狩場で野ウサギウズラを獲りたい客人のために、また空港でカモメハトなどを追い払うために
出動している。

d0038733_9283416.jpg狩猟にはとんと疎い私も、空港で働く鳥については知っていた。

スペインのムツゴロウさんこと故フェリックス・ロドリゲス・デ・ラ・フエンテ(Félix Rodríguez de la Fuente)が制作した、シリーズもののドキュメンタリーで見たことがある。
今年ちょうど没25周年ということで国営放送で再放送されているこの番組は、
1974年~79年にかけて世界40カ国で放送されたもので、視聴者は8億人もにものぼる。
タイトルは『El hombre y la tierra (人と大地と)』。

d0038733_933142.jpg多くの航空機事故は、空港の周辺にいる野鳥たちがエンジンに吸い込まれることによって発生するため、鷹匠が操る猛鳥で追っ払ったり、場合によって狩ったりするんだそうだ。
いかに技術が発達した現代でも、自由に大空を駆け巡る野生の鳥を人間がコントロールするのは、至難の業…。今では世界中の空港でこのシステムが取り入れられているということだった。

d0038733_9354459.jpgテバル氏所有の十数羽の猛禽類(タカ目やフクロウ目の鳥の総称だと、今回初めて知った…)が展示されたスタンドは見本市きっての人気スポットで、常に黒山の人だかりができていた。
私も飽きることなく何度も足を運んだ。
だって、こんな機会滅多にないものー!
 
d0038733_9362381.jpg会場内で1羽ずつ放し、数十メートル先から呼ぶ氏の手元に帰って来させるというデモンストレーションもあった。
鳥たちはそれは賢くて、それは美しくて、子供はもちろんのこと大人でも触りたがる人が沢山いた。
その度に氏が「No se toca (触るもんじゃないんだよ)」と注意する。

d0038733_9371390.jpgところで、フクロウとミミズクの違いってご存知かしら?
これらのように頭が丸くて、白&茶色の羽毛に覆われているのがフクロウ。

スペイン語でレチュサ(Lechuza)と言う。

d0038733_93868.jpgこのように耳(のような毛)があるのがミミズク。

これも今回知った。
勉強になるなー。
耳があるから耳付く?ってか?

スペイン語ではブオ(Búho)。

彼らは夜にしか活動しないとばかり思っていたが、鷹狩りは日中に行うんですって。
「夜は真っ暗で僕らが見えないからね(そりゃそうだ)」と言う氏に「じゃ、彼らはいつ寝るの?」と尋ねると、
「あまり寝る必要がないんだ。昼間は物陰に隠れてじっとしているけど、熟睡してはいない。
いつもアンテナを張って周囲を窺っているんだよ」という答えが返ってきた。

d0038733_943560.jpgそうそう、もう1つ今回学んだことがある。

彼ら猛禽類は1日に1度しか獲物を獲らない。つまりその日の狩りには1回だけしか使えないということだ。
だから鷹匠は何羽も狩場に連れて行く。
狩猟犬は何度でも仕掛けることができるが、その日にしとめる獲物は1つだけという鳥の本能は、人間がどんなに訓練しようと変えられない。
狩った獲物はご主人様のものとなり、代わりにもらうご馳走(肉)にありついて、彼らは心身ともに満足するんだそう。

へーっ!
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by zonajapon | 2005-08-23 23:55 | 公美のスペインときど記
==働くワンちゃんたち==

ビジャヌエバ・デ・ラ・フエンテ(Villanueva de la Fuente)での見本市『MENCATUR』は、実は狩猟にスポットを当てたもの。

この辺りは、スペイン国王も猟に訪れるという有数の狩猟地帯なんだそうで、今年は2回目の開催となる。

d0038733_927136.jpg会場の表に特別に作られた檻には、シカ・イノシシ狩りに使うという犬がなんと200頭も
やって来た。
名前は…スペイン語で聞いたんだけど、忘れてしまった。
体長は1m以上ある。
背も高い。
ポインターやビーグル、レトリバーなど、ペットとして飼われている狩猟犬は多いが、
この子たちは初めて見る種類だった。
さすが狩猟のためだけに訓練された犬だけあって、愛玩犬のようには懐いてくれない。
彼らが絶対服従を誓っているのは、唯一無二のご主人様だけなのだ。

d0038733_9273976.jpg狩猟犬のコンテストも行われた。
私は、隣村にあるバルネアリオ(湯治場)の取材に出かけてたせいで見逃してしまったが、会場に戻ると、このワンちゃんたちの表彰式が終わったところだった。
トロフィーを手に雑談中の飼い主にピタッと寄り添って、まじめな顔をしている。
誰が近寄ろうと、決してヘラヘラしない。
やはりこの子たちも、厳しい訓練をくぐり抜けてきた犬なのだ。

動物大好き!な私はホントは触りたくてしょうがないんだけど、どうも働く動物を見ると「触っちゃいけない」、「邪魔しちゃいけない」
という自制心の方が先にたってしまう。
ずいぶん昔に、盲導犬を連れた少女に「彼は私の目になるという仕事をしているの。
触ることは彼の集中力を奪うことにしかならないし、訓練された犬と持ち主に迷惑をかけることになるんだよ」
と教えられてからは、見つめるだけで満足できるようになったのだ。
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by zonajapon | 2005-08-22 22:20 | 公美のスペインときど記
==驚愕のジャンボ野菜たち==

ラ・マンチャ地方の小村ビジャヌエバ・デ・ラ・フエンテ(Villanueva de la Fuente)で開催された見本市で遭遇した巨大野菜をご紹介。

d0038733_23503444.jpgスペインの野菜は大体が、日本のそれに比べて大ぶりなのだが、ここで出会ったのはこれまで見たこともない破格のビッグサイズ!!
タバコのパッケージと比較すると、その『デカ』ぶりは一目瞭然のはず。
前述のヒマワリも含め、一体どうやったらこんなお化け野菜ができるのか?
何か特別な肥料を与えているのだろうか?

<ジャンボかぼちゃの数々。ブツブツがあるものは糖度が高く、お菓子に作りに使われるんだそう>


d0038733_23513432.jpgスタンドのあんちゃん(栽培農家)に聞いてみると、「さしてな~んもしてないよ。毎日世話をしてるだけさ。しいて言えば愛情が最良の肥料ってところかな」との返事。
そっか。
やっぱり、そうなんだー。
あのJ・レッドフィールドの『聖なる予言』に出てくるビシエンテの畑の話と、オーバーラップした。

<ジャンボ・ズッキーニたち。黄色のズッキーニは初めて見るもの>


d0038733_23521679.jpgここに並んでいる野菜たちは、すべてビジャヌエバ・デ・ラ・フエンテ村の畑で当朝収穫されたもの。完全無農薬で栽培されている。
試食させてもらうと、トマトはトマトの味が、きゅうりはきゅうりの味がちゃーんとする!
普段マドリッドのスーパーで買っている野菜が、いかに水で膨らまされているかがよーく分かった。

<ジャンボ・ジャガ。直径はタバコ箱の2倍以上!1個でカレー5人前は軽い?>


*ビジャヌエバ・デ・ラ・フエンテは、マドリッドから南南東に265km下ったところ(バルデペーニャスから65km、アルバセテからは88km)に位置する、人口2,800人の村。
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by zonajapon | 2005-08-21 21:30 | 公美のスペインときど記
==?!==

d0038733_20292455.jpg

さて、これは何でしょう?
黄色と黄緑の一面の花畑。

ウーン…、ちょっと難しいかな。

d0038733_20295972.jpg

少ーし引いてみるとこんな感じ。
黄緑色のガクと、濃い山吹色の花びらが・・・。

もうお分かりかな?

d0038733_20312730.jpg

さらに引くと…。

ジャジャーン!
正体はヒマワリの花なのでした。
花径、なんと30cm!
でっかいゾー。

d0038733_203247.jpg

先日、仕事で訪れたラ・マンチャ地方の見本市で遭遇した『巨大ヒマワリ』である。

で、なぜ野菜と共にヒマワリが?

この国では、ヒマワリとは主に食するものなのだ。
そのために大量に栽培されている。
種を絞ってヒマワリ油にしたり、塩煎りにしてスナック菓子として食べる。
『リスのえさ』というイメージしかなかった来西当時、いつでもどこでもポリポリと器用にこやつらを食すスペイン人に驚いたものだが、
世に名高い『スペインのヒマワリ畑』は、これら種を取るために存在しているもの。
もちろん、夏になると花屋の店先にもっと小ぶりな鑑賞用の切花が並びはするけども、あれは異品種。
オランダあたりから輸入されているのかもしれない。

首から刈られた写真のヒマワリは、スペイン語でトルタ・デ・ヒラソル(Torta de Girasol)と言うシロモノ。
トルタとは、パイとかケーキなど丸い形のお菓子の総称だが、平べったい形の塊や、口語では顔面のこともそう呼ぶ。
ヒマワリの『顔』でもあり、またご馳走の種がギッシリ詰まった『ケーキ』とも考えられるわけで、なーるほど言い得て妙!と1人で納得。
ヒラソルとは言わずもがな、ヒマワリのこと。
これまたよくできた単語で、ヒラール(Girar=回る)とソル(Sol=太陽)が合体したもの。
日本語でも『向日葵』もしくは『日回り』と書くわけで、「やっぱり!太陽を追って花が回るんだ」とずーっと思い込んでいたが、
今回よくよく調べてみると、どうやらこれは俗説らしく、実際にはほとんど動かないそうだ。

ところでこの生トルタ、マドリッドじゃまずお目にかかれない。
アンダルシア生まれの私の相方が、「子供の頃、近所の畑に分け入っては花から直についばんだもんだよ。
旨いんだ、コレが!」と、ことある度に懐かしんでいるのを思い出し、条件反射的に購入してしまった。
1個、4ユーロ(約550円)也。
高いのか、安いのか…。

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長旅を終えて帰宅した時、ヒマワリは早くも乾燥し始めていた。
いの一番に荷物を解いて、いい子でお留守番していてくれた相方に披露すると小躍りして喜んだ。
表面の小花(?)をササッと払うと、半ば埋め込まれるように並ぶ種、たね、タネ…。
食用の種のことを、スペイン語でピパ(Pipa)と言う。
複数形はsが付いてピパス
さっそくグイと引き抜いて口に放り込む。
初めて食べる生ピパは、意外にもまったく青臭くはなく、気のせいかほんのりとした甘みすらある。
オイシイ!!!
いけますゼ、これは。

引き抜いては前歯で割って舌先ですくい取り…と、相方へのお土産だったはずが、いつの間にやら
『やめられない、止まらない』状態に。
いっとき2人して無言で、奪い合うようにピパスを貪り食ってしまった。

おっと写真!写真!と、我に返って撮ったものがコレ↑。
なんだか、大きな『蜂の巣』に見えなくもない。

d0038733_20332294.jpg

皆さんにもじっくりご覧いただこうと、いくつか小皿に取り出してみた。
白い産毛にホヨホヨと覆われていて、塩煎りして市販されているものより、殻がずいぶんと柔らかい。
それに、かなり黒っぽい。

日本から旅行に来て『生ピパス』にありつくのはちょっと難しいかもしれないが、
スペイン在住の人なら、いつかどこかできっとチャンスはあるはず。
悪いことは言いません。是非、是非お試しくだされ。

さて、この八百屋スタンドに展示(販売)されていた野菜たちは、すべて地元の畑で無農薬栽培されたもの。
他にも『驚愕のジャンボ野菜』がゴロゴロしていた。
それらもしっかりカメラに収めてきたので、追って紹介していきたいと思う。
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by zonajapon | 2005-08-20 20:17 | 公美のスペインときど記
ANTONIO OLÍAS
マドリッド在住のスペイン人尺八奏者アントニオ・オリアス君のオフィシャルサイト
(06年シーズンより番組のコラボレーターでもあります)

Yukki Yaura
ロンドン在住の国際的な書家&日本画家である屋良有希さんの公式サイト
(07-08シーズンのコラボレーターでもあります)

CAT: una de gates i gats :p
トーキョー在住の東大大学院生&詩人のペピ・バルデラマちゃんが運営する、
カタルーニャ語・文化を学びたい日本人に向けて作られた日本語サイト
(07-08シーズンのコラボレーターでもあります)

Izumi Imamura
パリ在住のフラワー・アーティストで人生最古(!)の友人、今村泉さんの公式サイト

Sp@in-Ya
スペイン情報誌『OCS NEWS』のサイト
(ソナ・ハポンは、番組告知でお世話になってマス)

CCHJ
日西商業会議所のサイト
(2004年夏号より、松嶋も『スペインの中の日本(J en E)』連載他、記事寄稿)

世界日報社
日刊新聞『世界日報』のサイト
(松嶋も2006年夏、日曜版にて『アメリカズカップに挑み続ける男たち』の連載他、2007年1月より『世界の街角便り』連載)

Liberarte
スペイン情報広場『リベラルテ』のサイト
(以前から細く長~いお付き合いをいただいてますが、2007年秋より松嶋の本格連載『サラゴサに行こう!』がスタート。2008年夏までロングラン連載中♪)

翻訳者ディレクトリ
3000人のプロが登録する通訳者・翻訳者名簿
(松嶋も登録させていただいてマス)
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by zonajapon | 2005-08-20 08:40 | リンク
==おすすめ写真展==

移民の大急増で、今やニューヨーク・ロンドン・ベルリンといった街同様『21世紀の国際都市』と化したマドリッド。
そんな首都に暮らす150カ国・150人の異国人を、7人のスペイン人写真家が撮った『ポートレート展』が、
今、シルクロ・デ・ベジャス・アルテスwww.circulobellasartes.comSala Picassoで、開催中だ。
題して『UNIVERSO MESTIZO』。
UNIVERSOは『世界』、MESTIZOは『混血』といった意味。

d0038733_20464282.jpg

これが、とてもいい!!

どの写真も透明で、鮮やかで、まっすぐに力強くて、美しい
1人1人の表情に、人生に、世界に、ググッと引き込まれてしまう。
写真の横には、各人のインフォメーション(名前、歳、国籍、職業、プロフィール、本人のコメント)が、
各国の位置(世界地図)と共に紹介されており、それを読みながら見ると興味はさらに深まる。
面白い。
日本人も1人紹介されている。
誰かは見てのお楽しみ!

ポートレートというのは、ディープだ。
それが150枚もあるのだから、この空間の密度とエネルギーは相当に高く、
見終わった後は「お腹一杯!」って感じ。
でも、不思議と元気になっている自分に気付く、おすすめ写真展である。

d0038733_21392054.jpg

会期は、9月18日まで(月曜クローズ)。
時間は、火曜~金曜17:00-21:00土曜11:00-14:0017:00-21:00日曜11:00-14:00
問い合わせは、TEL:902 42 24 42 まで。
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by zonajapon | 2005-08-11 20:55 | 公美のスペインときど記
==猛暑と干ばつと山火事と==

またしても、暑さがドッとぶり返した。
海を越えてアフリカ大陸から吹いてくる熱風に、イベリア半島はすっぽりと覆われている。
マドリッドは今日40度(日向は45度を越えたはず)、コルドバは45度まで気温が上がった。
他の町だって似たようなもの。
全国的に脳みそが融けて耳から流れ出そうな酷暑である。
もちろん、高温警報発令中!
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<通常は左側の家のように、雨戸を閉めて陽が入るのを防ぐのだが、右側の2軒はそれぞれ独自の工夫をこらして
暑さを凌いでいる。-18:00くらいのマドリッド市内->


日中の散歩なんてとんでもない。
ニュースでも「水をたっぷり飲んで、不要な外出はしないように」と呼びかけていたので、
今日は昼間、家で『大脱走(スティーブ・マックィーン、好きだ~!)』のDVDを見ながら、
アク○リアス(この季節、スーパーの棚が空っぽになるほど大人気)をすすっていた。

今(22:30)もう日も暮れたし、なーんて表に出てみてギョっとした。
体温より高い温度の空気が、モワーンと漂っている。
酸素が足りない!
呼吸が苦しい!
空気がバリバリに乾いてて、鼻の奥、痛い!
液体のないぬるま湯に頭の先までドップリ浸かってる感じ。…って、分かります?

家の中の方が断然涼しいんだ!
って気付いてなかった。

こんなぬるま湯空気なのに、バルのテラサというテラサは鈴なりの大盛況!
皆よく座ってられんなー、と通りすがりに横目で観察すると、大方がビールやコーラといった液体モノ
もしくはアイスクリームをテーブルに、話に花を咲かしている。
タフだね、スペイン人は。

私ゃ早々に散歩を切り上げて帰り、クーラーをオンにしちまいました。

d0038733_121577.jpg

Told (トルド)と呼ばれる日よけが付けられた Casa Encendida (カサ・エンセンディーダ)は、もう1つの
市内有名文化センター。カラフル!オシャレ!>


実はスペインは今年、60年ぶりの大干ばつに見舞われている。
去年の秋からまとまった雨が降らず、農作物の7,8割がやられ、あちこちの州でも給水制限が始まっている。

マドリッドは幸い、今のところ給水制限は行われていない。
貯水率は50%を切っているんだけど、この地域の地下には3兆リットルもの地下水が眠っているらしく、
水道水の一部に既にこの地下水が使われているのだ。

この干ばつの影響で、今年は例年よりずーっと早く山火事が勃発し始めた。
いつもだと7月くらいから起こり始めるところ、今年は6月の頭から各地でガンガン山が燃え始め、
毎日のように報道されている。
これまで14人が亡くなり、大勢の人が家を失った。
今日8月7日は、スペインの10の県20件もの山火事が同時進行で確認されている!らしい。

お隣のポルトガルだって今、中央部と北部の山火事でオオゴトになっているし、
フランスも西部の山々が何日も激しく燃えている。
南欧上空は、今、二酸化炭素だらけになっているはずだ…。
地球の温暖化に大貢献中…。

つけ加えておくと、出火原因のほとんどは人為的なもの。
スペインでは、放火(!)と焚き火(バーべキュー、好きだもんね)が圧倒的に多い。

火事で禿山になってしまった場所が元の姿に戻るまで、少なくとも何十年もかかるわけでしょ?
夏になる度に、このペースで地球上の森林がバンバン燃えてしまったら、冗談ではなく、
いつかこの星は砂漠化してしまうんじゃなかろうか?
と毎回思う。

世界の砂漠は日々拡大しているし、アマゾンのジャングルは日々縮小しているし、まぁ…、言い出したらキリがないほど、
地球の環境問題って山積、深刻化してるのだけど。

去年だったか「樹があるから火事になるんだ。この忌々しい木々を全部切り倒してしまえばいいんだ」と、
あのブッシュさんは言ったそう。

この間のG8でも「米国の益にならないから、京都定義書は受け入れない」と、この男が言い放ったのは、記憶に新しい。

嗚呼。
全く、腰が砕けるよね。
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by zonajapon | 2005-08-08 06:15 | 公美のスペインときど記
d0038733_6281935.gifここ1年余りに亘って、日西商業会議所が発行する季刊誌「スペイン広報」に連載している「J en E (Japón en España) ~スペインの中の日本~」を、今しがたまとめてドドーン!とアップしました。

ふーっ。

カテゴリの一番下「J en E (スペインの中の日本)」をクリックすると、これまでの5回分の記事がご覧になれます。

お暇なら、だうぞ。

・・・ 公美 ・・・
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by zonajapon | 2005-08-07 06:25 | 新着情報!/Novedades
==OKONOMI-YAKI (Tortilla plancha al gusto) ==

El pasado día 25 de Julio se emitió un programa, "Con todos los acentos" de Televisión Española "La2", donde aparezco preparando OKONOMI-YAKI (Tortilla plancha al gusto).
Los oyentes de “Zona Japón” que casualmente lo vieron me han preguntado la receta de esta comida japonesa exquisita.

La receta de OKONOMI-YAKI está colgada en la página Web de "Con todos los acentos".
Aquí tenéis su URL.
www.rtve.es/tve/program/acentos/platos.php

¡¡Qué aproveche!!


スペイン国営テレビ "La2" の番組 "Con todos los acentos (『全ての言語』といった意味)" にて、
先月末、7月25日に『お好み焼き』を作った。

一応『大阪風』にしたんだけど、なんせ外国で作る日本食、例にもれず揃えられない材料がある。
それに、見ている人はスペイン全土の人々ということだから、どこでも誰でも用意できる素材を使うことを心がけた。
例えば、豚肉の薄切り(ないのだよ!スペインには)の代わりにパンセタ・フィーナもしくはベーコン、
山芋はジャガイモを代用といったように。
しかーし、お好みソース、青海苔、鰹節はどうしても外せなかった…。
この三種の神器がないと『お好み焼き』にはならないもんね。

たまたまこの番組を見ていた “Zona Japón” のリスナー(日曜の早朝だったのに、エライっ)数人から
「見たよ~!レシピ教えて~!」というメールをもらったので、返信ついでにこのブログにもレシピをアップすることにした。
"Con todos los acentos" のWeb に、私が作ったKONOMI-YAKI (オコノミジャキとスペイン人風に発音してください)』の
材料&作り方が載っている。

関西の人からは怒られそうだけど、ジャガイモでも結構おいしくできるのだ。
スペイン語が分かる人は、この『オコノミジャキ』是非試してみてネ。

半年後の後日談:
上記番組 WEB に新たなレシピが追加されて、それ以前のレシピは・・・どこへ???
どうも押し出されてしまったよう?なので、ここに『オコノミジャキ』のレシピを貼り付けておきまーす。

OKONOMI-YAKI (Tortilla plancha al gusto)

---Ingredientes para 2 personas---

Repollo 600g
Panceta fina o Bacón 150g
Calamar ½
Maíz 150g
Patata 1 (grande)
Caldo de bonito o de pescado 60cc
Huevos 2
Gambitas secas una cucharada grande
Harina 100g

Aonori (alga seca)
Katsuo- bushi (bonito seco rallado)
Salsa OKONOMI al gusto
Mayonesa al gusto

---Preparación---

Corten repollo y calamar en tiras delgadas cortas.

Corten panceta fina o bacón con 5cm aprox. de longitud.

Batir los huevos con las gambitas secas, mezclar con la patata cruda rallada, el caldo, la harina y una pizca de sal.

Luego, mezclar bien añadiendo el repollo, el calamar y el maíz.

Calentar la sartén, primero poner la mitad de las lonchas de panceta o bacón, luego colocar la masa sobre la panceta o bacón. Poner el resto de la panceta o bacón encima de la masa.

Planchar durante 3 minutos con fuego medio, de 8 a 10 minutos a fuego lento cada lado.

Poner la mayonesa, la salsa OKONOMI, decorar con aonori, katsuo-bushi y gambitas secas.
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by zonajapon | 2005-08-07 01:06 | 公美のスペインときど記