ソナ・ハポン(Zona Japón)は、マドリッドのFM局 "ラジオ・シルクロ100.4FM" にて放送のジャパンカルチャー紹介番組です!      (09年で一旦終了)www.radiocirculo.es


by zonajapon

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==やっとこさ、バカンス==

9月17日から10日間、カナリア諸島のランサロテ(LANZAROTE)フエルテベントゥーラ(FUERTEVENTURA)
相方と2人で行ってきた。

ランサロテには私たちの親友夫妻アマイア(Amaia)とパパ・メイシャ(Papa Meissya)が住んでいる。
妊娠7ヶ月を過ぎたアマイアが出産する前に、彼らとゆっくり過ごし、ビーチでリラックスするのが目的だったが、
島は想像以上に魅力的で、そして見所満載で、結局はあたふたとあちこちを動き回ってしまった。

自然の雄大さと美しさは神々しく、絶対的で、感動の連続!!!!!!
滞在中ずっと両頬をバシッバシッと打たれ続けた感じだ。

これまで私は『山派』だとばっかり思い込んでいたが、今回の旅でコンディションが整っている海は別モノ
なのだということがよーーーーーーく分かった。
ずいぶん昔にテネリフェ(TENERIFE)に行ったときは、今回の100分の1の感激もなかったんだけど…なんでだろう?
年を取ったせいだろうか??
もしかしたら『楽しもう!』という気合の入れようが違ってたのかもしれない。

いずれにしても、太く短く、一瞬一瞬が充実した濃厚な10日間をびっちり生きて、これからもがんばろー!!
っていう気力をいーーーーーーっぱいもらって来た。

写真も山のように撮ったんだけど、今日は取り急ぎサワリの部分ということで、ちょっとだけ紹介する。
9月はこのブログほとんど更新できなかったから、10月には私が見てきたカナリアをあれこれと紹介していきたいなー
(…あくまで願望)と思っている。
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ランサロテは、カナリアきっての火山島。
島の4分の1はこのような手付かずの天然火山地帯。
その広さ、50平方キロメートル!
今はティマンファジャ(TIMANFAYA)国立自然公園になっている。
真ん中を突っ切る道路に走ってるのは、数台の車。

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ランサロテ北部のファマラ(FAMARA)海岸
幅500m以上あるサラッサラの細かーーーーい砂浜が、5km以上も続く。
押し寄せる大西洋の荒波に洗われて、まるで大きな鏡のよう。
サーフィンのメッカの1つ。

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フエルテベントゥーラは、『風の強い島』という意味。
カナリアの中では1番開発が進んでいない『野生の島』。
が最大の醍醐味といたってシンプルなのだが、あなどってはいけない!
その素晴らしさ&見事さは、桁外れで、圧倒的で、奥深い。

まずはこの砂丘。
詳しい広さは分からないが、東部が長さ10kmにわたってずーーーーーーっと砂漠。
今はコラレホ(Corralejo)国立自然公園になっている。
聞こえるのは、耳元でゴウゴウ騒ぐ風の音だけ。

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サラサラの白砂にエメラルドグリーンの海、というビーチがてんこ盛りのフエルテベントゥーラだが、
南部のコスタ・カルマ(Costa calma)からモーロ・ハブレ(Morro Jable)にかけてものが、最大のメガ・ビーチ!!
少なくとも20km以上このような景色が続くのだ。
写真では、私がいる位置の高さやビーチまでの距離が分かりにくいが、ここはかなり高い丘の上。
この海岸まで降りるのに車で約15分かかった。
常に風が強く、毎夏各種サーフィンの世界大会が開催されている。

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最終日は、アマイアとパパ・メイシャの計らいで、彼らの友人フェルナンド(Fernando)にクルージングに連れて行ってもらった。
お弁当は、カリフォルニア巻きと車えびの塩ゆで。

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絵に描いたような爽やかな好美男子フェルナンドの操縦で、大西洋をお散歩。
相方と私はヨットの先端にまたがり、初めての『タイタニックごっこ(?)』を経験。
デヘへ…至極爽快!
このあたりでゴハンにしようと錨を下ろしたのがこの場所。
オペラ界屈指の名歌手、故アルフレッド・クラウスの別荘(今は妹さんのものだとか)が頭上にそびえる断崖だ。
この岩場はランサロテでは知る人ぞ知る『ヌーディスト海岸』らしく、生まれたまんまの姿で思い思いにくつろぐ人々があちこちにいる。

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今回の旅ではどれもこれも『生まれて初めて!』、『生きててよかったー!』という経験ばっかりだったのだけど、
極めつけはこの海での経験。

写真は、水深7メートルの完璧に透明な海水。
まるでプールの水のようでしょ?
水中めがねをつけて、お魚やわんさといるウニを眼下に見下ろしながらしばらく泳ぐ。
泳ぎ疲れて仰向けに大の字で浮かんだ時、具体的になんと表現したらいいのか分からない『100%の至福感』に身も心も包まれた。
涙が出そうなというか、失禁しそうなというか…。

そして思わず「あぁ、もうこのまま死んでもいい…」という言葉が、口をついて出た。
こんな感覚を味わったのは、生まれて初めてだった。

あぁ、夢のバカンス。

夢のカナリア…。

また行くゾー!
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by zonajapon | 2005-09-30 23:55 | 公美のスペインときど記
==いやはや、ご無沙汰してまして==

8月の末からおよそ2週間にわたって、日本で放映予定のレティシア妃についての番組制作をお手伝いしていた。

d0038733_71347100.jpgサルスエラ宮殿で行われた皇太子夫妻によるレセプションを取材したり、

<フェリペ皇太子は、すごーく背の高い人だった。
テレビで見るよりゼンゼン格好よくて、ドッキリした。
レティシア妃は、もう相当お腹が大きくなっていた。
そして、やはり実物もすこぶる美しい女性だった>



d0038733_7151691.jpg写真週刊誌『Lecturas』の編集長、ハビエル・デ・モンティーニ(Javier de Montini)さんにお話を伺ったり、

<『Lecturas』は、1921年創刊の業界老舗誌。
王室取材に関しては、数あるコラソン雑誌の中でも群を抜いていて、レティシア妃の笑顔が表紙を飾ることも少なくない。
モンティーニさんは、急な申し入れに快く応じてくれただけではなく、自社で独自に行った妃についての最新アンケート結果なるものも用意してくれていたり、アストゥリアスで買ってきた大事な『レティシア・クッキー』(妃のおばあちゃんが住んでいる村のお菓子屋さんがお土産として販売しているんだそう)の箱をくれたりもした。
そうそう、14日発売の『Lecturas』最新号に、私たち取材チームが訪問したことを記事として載せてくれているらしい。
買いに行かねば!>



d0038733_7193046.jpg地上31階から王宮を撮影したり、

<実はこの眺め、個人邸宅からのもの。
ここのテラスからは、マドリッドがぐるり270度、少なくとも30キロ先まで見渡せる。
絶景に絶句…。
大晦日には街中で上がる花火が、足元に見えるんだそう。
嗚呼。
いるんですよ、皆さん!こんなところにお住まいの方が…。>



d0038733_7195542.jpgその王宮の前に広がるプラサ・オリエンテで、国営放送の王室専門特派員のカルメン・エンリケス(Carmen Enriquez)さんにインタビューしたり、街で市民の声をひろったりした。

(うっかり写真を撮り忘れた)カルメンさんは、さすがに『本物のプロ』で大感激した。
14年もカメラに向かってリポートされてるだけあって、全ての質問によどみないフリートークで完璧な即答!
…ほーーーぉ!プロってこうあるべきなんだワ、と心から恐れ入ってしまった。とても勉強になった。

<オーナーのご好意に甘え、夜景も撮影させてもらった。
昼は昼でそりゃすごいんだけど、夜って、もう…メロメロになってしまった。
嗚呼。
100万ドルの夜景!!
どーも私の写真じゃなぁ・・・イマイチこの感動が伝わらないのが残念だけど>



と、そうそうたるメンバーに、そうそうたる場所で取材したレティシア妃についてが、9月20日(火)20:00~
テレビ東京で放映される特番『雅子様の笑顔、ふたたび』の中で、15分ほどに編集されて紹介される。
見られる環境にある方は、是非ともご覧くださいネ。
いや~、自分で言うのもなんだけど、かなり興味深い内容になっていると思います。


-おまけ-

d0038733_7143824.jpg国王夫妻だけではなく、皇太子夫妻の住居もあるサルスエラ宮殿は、入り口で厳重なセキュリティーをくぐった後、車で『パルドの森』をなんと!10分もひた走った奥深ーい場所に位置している。
森の中には、野生の鹿イノシシウサギがあちこちに、しかもごく普通にいる!!のだ。
写真の右端中央に見えるちっちゃい子は、バンビちゃんなのだった。

嗚呼。
動物が住む『大きな大きな森』にお家がある王様たち。
いいなぁ~~~。
すごいな~~~~~。

いやいや、ホントに超貴重な体験をさせていただきました。
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by zonajapon | 2005-09-15 07:14 | 公美のスペインときど記
==王位継承権==

ここ1週間ほど、仕事でスペイン王室関係の調べものをしている。
日本での報道を確認しようとネットであれこれ検索していると、産経新聞が5月11日15時41分付けでWebに掲載している
こんな記事が目に留まった。

・・・・・・・・・・ 

男子か女子か…揺れる王位継承 スペイン
皇太子妃懐妊、憲法改正論も浮上

 【パリ=山口昌子】スペインでレティシア皇太子妃が懐妊していることが判明し、日本同様に男子のみを王位継承者と規定した憲法の改正問題が急浮上している。
 皇太子妃の懐妊はメディアの情報を確認する形で八日に公式発表された。
 元テレビキャスターの皇太子妃とフェリペ皇太子が結婚したのは昨年六月。国民は相次ぐ慶事を歓迎しているが、関心は早くも男子誕生か女子誕生かに集まっている。
 スペインでは一九七五年に王政復古。七八年に民主憲法が制定されたが王位の継承は男子と規定されている。
 スペインでは憲法改正を実施するには議会の上下両院で三分の二以上の賛成を得て承認した後に、国民投票にかけるという複雑な手続きが必要だが、皇太子妃懐妊でにわかに改正問題が現実味を帯びてきた。
 男子誕生の場合は問題ないが、論議を呼んでいるのは、憲法改正前に女子が誕生し、改正後に男子が誕生した場合、どちらに継承者としての正統性があるのかという問題だという。

・・・・・・・・・・

ここには絶大な間違い(嘘)が2つある。

1. スペインの場合は『男子優先』で、たとえ男の子が1人も生まれなかったとしても女子が問題なく王位を継承する権利が、
今日既にあるのだ。
『日本同様』でも『男子のみ』でもない。
念には念を押してとスペイン王室の広報局にも確認をとると、答えはやはり『男子優先』だった。

2. ロイヤル・ウエディングは2004年の5月22日であり、『昨年六月』ではない。

パリ支局の記者が、フランスかイギリスあたりの新聞を見て後日書いた記事なのかもしれないが、産経新聞のような
大手マスコミが、こんないい加減な情報を掲載していいんだろうか??
と、かなりビックリした。
それに(100%の確信はないが)どうもこの記事が、日本で唯一『レティシア妃ご懐妊とスペインの王位継承問題』を
採り上げたものだったようなので、このミスの重みはさらに大きいんじゃないかと思う。

それに、下線部の説明も中途半端。
面倒くさい箇所は『複雑な手続き』って言葉で、お茶を濁した観がある。
なんだかなぁ…、産経新聞。

もう少し補足すると、
現行の憲法第57条では王位継承権を男子優先としているが、現在社労党 (PSOE) 政府が進めている憲法改正には
この点も含まれる見通し(もともと選挙公約の1つだった)。
憲法改正にはいったん議会を解散、選挙を経て、下院上院両方で3分の2以上の賛成を獲得し、さらに国民投票が必要で、
憲法改正が実現するのは2008年と見込まれている。(←王室広報局員は、そんなに時間はかからないはずだと言っていたが…)

d0038733_974461.jpgフェリペさんが「1年間は子供は作らないからね」と公言していたにもかかわらず、結婚直後から
マスコミの「赤ちゃんできたの!?」報道(攻撃?)が始まり、正直、ただの傍観者の私でさえ
「ええい、うるさいわーい!」と感じるほどだった。
レティシアさんだって挙式から1年も経ってないのに「もしかして不妊?」なんて噂されて
内心はムカついてるんだろうな、などと思っていた矢先、正確には結婚1周年を迎える
ちょうど2週間前にご懐妊が発表された。
<ご懐妊発表直後、5月8日の皇太子夫妻の様子>
写真:MONTSERRAT T. DÍEZ / EFE

今回誕生が待たれている皇太子夫妻の第一子は、男の子にせよ女の子にせよ、父親のフェリペ皇太子に次いで
王位継承権第2位を持つ
ことになる。
フェリペ皇太子は子供は「男女どちらでもいい」と述べ、憲法改正についても「急ぐ必要はない」と話している。

この国の国民も心から「(そりゃ、男の子にこしたことはないけど)男女どちらでもいいよねー、元気な赤ちゃんなら
と思っているということが、ここに居るとただの傍観者である私にもガツっと伝わって来るんだけど…、どうなんだろう?
日本のマスコミとしては何かしら皇室との共通点を捏造して、安直に『関心は早くも男子誕生か女子誕生かに集まっている』的な
オチを付けたいのかしら?

…いずれにしても、オソマツ。
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by zonajapon | 2005-09-05 00:42 | 公美のスペインときど記
d0038733_4464371.gif8月11日の『ときど記』で「オススメよ~!」と紹介した、マドリッドで開催中の写真展UNIVERSO MESTIZO
の写真集が発売中です。

d0038733_4261478.jpg

出版社:LUNWERG
値段:ハードカバーもの 45ユーロ
    ソフトカバーもの 30ユーロ

確実に購入できるのは、シルクロ・デ・ベジャス・アルテス地階の書店『Libreria Antonio Machado』。
展覧会終了(9月18日)後は、ハードカバーのみの販売となるそう。
ソフトカバー買うなら、今がチャンス!
(って、別にあたしゃシルクロや出版社のまわしモンじゃないんですがね…)

展示されてある全ての写真とインフォメーションが載っています。
小さくなっても美しい写真の数々…っていうか、全部の写真が良いのデス。
開いてみると、感動新たに!って感じで、こちらもオススメ。

*後日談:写真集、『Casa del Libro』でも見かけました!


-おまけ-

d0038733_4381417.jpg同書店でみつけた、手塚治の『火の鳥』(だよね?)が表紙になった本。
パラパラっと見たところ、スペイン語で手塚氏のマンガ表現に関する
評論というか、解説が書かれていた。
こちらも面白そう。
氏のマンガも随所に挿入されている。

ちなみにお値段は、10ユーロでした。

日本のマンガ人気、うなぎ上り!の昨今のスペインです。
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by zonajapon | 2005-09-02 04:08 | 新着情報!/Novedades

公美の放送雑記 -9-

==1ヶ月のごぶさたで~す==

あれっ?って感じで9月になっちゃった。
ということで、ブログのスキンの色も変えて気分一新!です。

今月のZona Japón は、3月から7月まで毎月末にお送りしてきた『懐かしのアーティスト特集』を、
今日から5週間にわたって再放送!

日本人リスナーの皆さんに大好評だったこの特集、放送日は以下の通りです。

1 de Sep   井上陽水 Yosui Inoue

8 de Sep   山口百恵 Momoe Yamaguchi

15 de Sep   サザンオールスターズ Southern All Stars

22 de Sep   松田聖子 Seiko Matsuda

29 de Sep   中森明菜 Akina Nakamori


各アーティストの詳細、オンエアナンバーは 『懐メロ特集 Monográfico』 の項に掲載されていますので、そちらをどうぞ~!

時間:20:30~21:00
Madrid州内は100.4FMにて、その他の街では、www.circulobellasartes.com にて、お聞きいただけますヨ。

//// インターネット放送の聴き方 ////
1. まず、"Circulo de Bellas Artes" のホームページへアクセスします。
2. ページ右上部にある "Radio Circulo 100.4 FM"をクリックします。
3. "la calidad" で接続のクオリティ 40k Estereo を選びます。
4. "Radio en Directo" をクリックします。
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by zonajapon | 2005-09-01 21:00 | 公美の放送雑記/Nota