ソナ・ハポン(Zona Japón)は、マドリッドのFM局 "ラジオ・シルクロ100.4FM" にて放送のジャパンカルチャー紹介番組です!      (09年で一旦終了)www.radiocirculo.es


by zonajapon

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==クリスマスのトレド散策 その2==

トレドといえば、ダマスキナード(=Damasquinado 象嵌細工)ということで、あるある、至るところに売ってある。

「ふーーん」なんてウインドーを覗いてたら、お店のおじさんがすかさず出てきて、つかまっちゃったりして・・・。
初めて行ったときはなんか買ったような気がするけど、そう何個も買いたいもんでもないしな。
どーもなぁ・・・、柄が私の趣味じゃない(のが多い)んだなぁ。

ごめんねー、おじさん。

d0038733_6345852.jpgところがだ、カテドラルが見える公園のすぐ先にある象嵌屋さんはちょっと趣向が違ってた。

いわゆるみやげ物屋丸出しでない店構え。
表に立つドン・キホーテ像も典型的だけど、デザインは近代的だし。
なんだか、見目から新鮮な風が吹いてる感じで、チラッと覘いてみたくなるお店。
聞くと、オープンしてから1年も経ってないそう。

やっぱり、ナ。

ATAUJIA
C./. AlfonsoX, El Sabio, nº 2 Local 2
45002 Toledo
Tel./Fax. 925 22 08 19


d0038733_6363822.jpg入り口の床は一部ガラス張り。
下には、ローマ、西ゴート、イスラム各時代の地層が眠っているのが見える仕組みになっている。
トレド市が定めた条例で、このようにしなければならないんだそう。
さっすが、スペインの京都!
案もこのシステムもすばらしい。


d0038733_637554.jpg入り口真左では、ご主人が手作りの象嵌細工を実演
工房も兼ねたお店なのだわ。


d0038733_6373246.jpg作業台の上には、作業の各段階を示したプレートが順に並んでいる。
なるほどねぇ。

ご主人のでデザインは、全てがオリジナル。
ありがちな象嵌細工とは一味違う。
シンプルなんだけど基本を押さえてて、なんか・・・禅(ZEN)なんだなぁ、私的には。
(意味分かんないって?)

コレ、好きかもしれない。


d0038733_638146.jpg手先をアップで見ると・・・。

1つ1つ、こうやって手作りしてるんだって。
あったかいねー、1点もの


d0038733_6385819.jpgせっかくなので、私もピアスを入手。

コレは、ゼンゼン象嵌っぽくないんだけど、そこが好き。
よーく見ると・・・
上部は全部が金色
下の白い部分の彫り物のところは、銀色なんだよねー。
細かいのだわ、芸が、実は。


d0038733_639275.jpgはこんな感じで、ほらね、ちゃんと象嵌なのよ。
さりげなさがステキ。
かなり気に入ってて、最近、コレばっかりしている。


d0038733_640041.jpg店の奥で包装してくれてるのが奥さん。
お店は夫婦2人の経営

私のピアスを包んでくれながら
「日本人の団体さんが行く店は、機械彫りのものしか置いてないのよ。なのにどうしてああやって大挙していくのかしら?ウチのように手作りの1点ものしか置いてない店はトレドでも初めてなんだけど、評判を聞きつけた個人の日本人ツーリストが足を運んでくれるの。あとアメリカ人ツーリストもね」と話した。

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by zonajapon | 2005-12-26 06:35 | 公美のスペインときど記
==普通のマサパンって、こんなの==

トレド散策 その1でマサパンの塊『トルタ・デ・マサパン』を取り上げたけど、こちらがいわゆる普通のマサパン。
d0038733_6114986.jpg

スペインのクリスマスにはなくてはならない、ドゥルセ(スウィーツ)です。
2口サイズくらいの大きさで、動物や丸・三角・四角などいろんな形がある。
煎茶のお茶請けに意外と合ったりして・・・。
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by zonajapon | 2005-12-23 10:40 | 公美のスペインときど記

公美の放送雑記 -16-

==セントロのイルミネーション==

番組が始まる前、私用でやむなくセントロ(中心街)に出かけた。
クリスマス・イブを前に、言うまでもなく人口密度500%増状態・・・。
みんな手に手に大きな買い物袋を提げている。

人ごみ、苦手なんだけどなぁ・・・
えーいっ!とセントロのイルミネーションを駆け足でハシゴ。

d0038733_5564845.jpg
まず、カジャオ(Callao)広場のエル・コルテ・イングレス
今年は地味。
明らかな経費削減?!

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スペインのセンター街(?)、プレシアードス(Preciados)通り

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プレシアードス通りに並行するポスティゴ・デ・サン・マルティン(Postigo de S. Martín)通りにも、同じ飾り付けが・・・。

d0038733_672022.jpg
ソル(Sol)のエル・コルテ・イングレス
ここ数年同じような感じだけど、今年は規模が小さい?

d0038733_5585839.jpg
ソル(Sol)広場のクリスマス・ツリー

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マジョール(Mayor)通り

・・・思いのほかリッチな気分になって、シルクロへと向かう。
今夜は、今年最終回の放送、なのだよ~。
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by zonajapon | 2005-12-23 09:55 | 公美の放送雑記/Nota
Cada última semana de mes, hacemos un monográfico
sobre un artista japonés que ha tenido o tiene mucho éxito en Japón.

Hoy realizamos la segunda parte de Yumi Arai.

毎月最終週は、30分間フルで「懐かしのアーティスト特集」を行っています。

12月22日は、「ユーミン その2」!


* 結婚し、荒井由実から松任谷由実になった彼女は一時期スランプに陥りますが、1980年にリゾートを意識したアルバム『SURF & SNOW』を発売。続く81年のシングル『守ってあげたい』が70万枚のヒットとなり、第二次ブームが到来します。
83年のアルバム『VOYAGER』以降は、年末のニューアルバム発売が恒例となります。88年のアルバム『Delight Slight Light KISS』以降はミリオンセラーを連発し、90年のアルバム『天国のドア』で日本人アーティストとしては初めて、アルバムセールス200万枚の記録を達成しました。
デビュー以降の通算売上枚数は4,000万枚 に達し、アルバムの最高セールスはベストアルバム『Neue Musik』の325万組、シングルの最高セールスは『真夏の夜の夢』の143万枚ということです。


* 1979年の『OLIVE』コンサートツアーに本物の象が登場して以降、松任谷由実は緻密かつゴージャスな舞台を展開するようになり、ミュージシャンの域を超えたエンタテナーとしての地位を確立します。
99年の『YUMING SPECTACLE SHANGRILA』では、ロシアのサーカスチームやシンクロナイズドスイミングチームと共演、スケールの大きさで観客の度肝を抜きました。2003年には『SHANGRILA II』を開催。また、恒例の『SURF & SNOW』コンサートを、夏には逗子マリーナ、冬には苗場プリンスホテルで行っています。


* 彼女は作曲家・作詞家としても広く活動し、松任谷由実ならびに呉田軽穂として松田聖子ら数多くの歌手に、500曲を超える楽曲を提供しています。呉田軽穂というペンネームは「暮れるほどに頭を垂れる稲穂かな」という意味が込められていると同時に、女優グレタ・ガルボの名にちなんで付けられたんだそうです。
オリコンでアルバムが31年連続TOP10入り、女性最多の40作のアルバムがTOP10入りという前人未到の記録を更新し続けているのが、この荒井由実、ユーミンなのです。
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by zonajapon | 2005-12-21 05:50 | 懐メロ特集/Monográfico
<懐かしのアーティスト特集 / 荒井由実 (2)

14番目の月
チャイニーズ・スープ
グッド・ラック&グッド・バイ
12月の雨
翳りゆく部屋
魔法の鏡
中央フリーウェイ

<Monográfico de Yumi Arai (2)

jyuyon banme no tsuki
Chinese soup
Good luck & Good bay
Jyuni gatsu no ame
Kageriyuku heya
Mahou no kagami
Tyuou freeway
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by zonajapon | 2005-12-21 05:40 | オンエア曲/Canciones

公美の放送雑記 -15-

15日の放送では、ソナ・ハポン史上初の試みをする。

それは・・・、邦楽(日本の音楽)じゃない曲をかける!ということ。

「な~んだ、そんなこと?」って、言わないでおくれ。
これは私にとっては一大事、というか、けっこう清水の舞台から飛び降りる心境なのだワ。
思えば2年と3ヶ月・・・(長かったような短かったような)この間に、1曲たりとも洋楽はかからなかった。
一応、日本文化を紹介するのが前提の番組なもんで、音楽も当然日本のものをかけている。

今回も、まず日本の新譜から2曲かけることにして、これは即決まったんだけど、あと1曲が・・・。
「どーせならクリスマスソングを」と探すことしばし。
が、イマイチ、ピンとくるのがないんだナァ、これが。

来週は懐メロ特集で、しかも今年最後の放送ということで、よーく考えると、このポカンと空いてる1曲が
私が今年自由に選べる最後の曲(!)になる。

「そっかー、2005年ももう暮れるのか」と感慨が押し寄せると同時に、「ってことなら、あえて洋楽にしちゃえー!」と
1も2も無くひらめいたのが、ザ・ポーグス / ニューヨークの夢

この曲、昔っから大好きで。

そう、FM長崎時代最後の番組のオープニングにもこの曲をかけたんだ。
やっぱり12月だった。
局でオンエアを聞いてた同僚で仲よしの相越姉が、えらく暖かい言葉をしたためたFAXをパスっとスタジオに入れてくれて
大感激したっけな~。
あのFAXは今でも松山の実家にとってある(ハズ)よ、アニャちゃん。

とね、想い出の曲でもある。

100%独断の選曲、お許しを・・・。

なにはともあれ、皆さま¡ FELIZ NAVIDAD !

d0038733_4211410.jpgグラン・ビアのイルミネーション、今年はこんな感じ


d0038733_4214422.jpg例のプラン・ハポンによって立てられた、日本語の標識もあったりして(^^)

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by zonajapon | 2005-12-15 17:35 | 公美の放送雑記/Nota
毎月初めの週に、日本の年中行事を巡る「伝統」と「現代」を、スペイン語で紹介しています。

12月のテーマは「師走、お歳暮、忘年会、おせち ...etc 」。

DICIEMBRE EN EL JAPÓN DE HOY

d0038733_1483596.jpgAntiguamente, el último mes del año se caracterizaba por las múltiples ocupaciones de los monjes y clérigos que visitaban a sus parroquianos uno por uno, por eso se llamaba “SHIWASU”, que significa “monjes corriendo”. Pero en la actualidad el mes de Diciembre se caracteriza, entre otras cosas, por ser el mes de las pagas extraordinarias, de los regalos de fin de año llamados “OSEIBO”, y de los conciertos de la Novena de Bethoven. También hay tradicionalmente rebajas de fin de año, sin olvidar las preparaciones para el Año Nuevo.

A partir de primeros de mes, comienzan los conciertos de la Novena de Bethoven a lo largo y ancho de Japón, estableciéndose nuevos records o hitos cada año: la Novena cantada por cinco mil personas, o por veinte mil, siendo los participantes gente normal y corriente que ensayan en los ratos libres de su trabajo. Por esto, el mes de diciembre va ligado en Japón a la música del Canto a la Alegría.

El día 15 del mes, las oficinas de correos abren el plazo para envíos de felicitaciones de Año Nuevo. Con el fin de poder depositar en los buzones de los particulares las felicitaciones que se hayan recibido para ellos, justamente el 1 de Enero, se contratan colaboradores temporales en esas fechas. El 22 de Diciembre se celebra el solsticio de invierno y es tradición comer calabaza y tomar un baño de agua muy caliente en la cual se ha echado cáscara rallada de “YUZU”, una especie de naranja silvestre de suave y penetrante aroma. Se dice que bañándose así, se previenen los resfriados. Las escuelas y universidades suelen comenzar sus vacaciones alrededor de este día.

Y el 23 se celebra el cumpleaños del Emperador, siendo una fiesta nacional. Aunque ni la víspera de Navidad ni el día de Navidad son fiestas en Japón, se colocan por todas partes decoraciones alusivas a esas fiestas, especialmente árboles navideños. Se venden muchas tartas de Navidad y resuenan villancicos de varios países en las tiendas. Estas decoraciones desaparecen como tarde el día 26 y a continuación la gente celebra las llamadas fiestas de “despedida del año”, o “BÔNENKAI”, en japonés. En ellas se come, se bebe y se canta, muchas veces al son del karaoke.

Así llega 28 de diciembre, el día que comienzan las vacaciones los empleados públicos. Esta vacación dura hasta los primeros días de Año Nuevo. A partir de este día, los japoneses suelen hacer limpieza a fondo en sus casas, con el fin de recibir bien el año. Entre el 26 y el 30 se van colocando las decoraciones de Año Nuevo, por lo que se organizan antes muchos mercadillos para adquirirlas.

Hay dos aspectos que, sin haber desaparecido, se han transformado mucho desde el pasado. Uno es la fiesta de MOCHITSUKI, en la cual participaba antiguamente toda la comunidad y en la que se hacía la pasta de arroz tierno y glutinoso que después se transformaba en las deliciosas tortas de MOCHI, típicas del Año Nuevo. Hoy día existen muchos electrodomésticos en los cuales se puede preparar un MOCHI riquísimo para consumirlo con la familia en el momento.

Otro aspecto tradicional que se ha transformado mucho, es la elaboración de los platos de comida “OSECHI”. Estos platos los elaboraba antiguamente el ama de casa varios días antes y en gran cantidad, para poderlos consumir fríos en los primeros días del año. Esos días se recibían visitas de parientes y amigos, y por ello se tenían los platos ya preparados para poder atender a los invitados y, al mismo tiempo, servirles adecuadamente.

En la actualidad, las comidas llamadas OSECHI se encargan a hoteles de lujo, a compañías de catering o a restaurantes especializados en comida japonesa clásica. Hemos estado comprobando precios y tipos de ofertas, y éstos oscilan entre los 10.000 y los 120.000 yenes para dos personas. Lógicamente, tanto el tipo de los ingredientes utilizados como la fama del establecimiento influyen mucho en el precio de esas delicadezas culinarias en las que, aparte de incluirse platos muy tradicionales japoneses, se incorporan también algunas especialidades famosas de la cocina de otros países.

©Zona Japón

協力:(財)スペイン日本学研究所
Colaboración:Fundación Instituto de Japonología

Dirección:Avenida de Filipinas, 26 2º Madrid 28003
Teléfono:915 345 322
Fax:915 350 197
e-mail:japonologia@wanadoo.es
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by zonajapon | 2005-12-15 17:30 | 年中行事/Acto Estacional
エル・ミラドール ~展望台の唄~ / ノーバディ・ノーズ
ひとり / 中島美嘉
ニューヨークの夢 / ザ・ポーグス

El mirador / nobodyknows+
Hitori / Mika Nakashima
Fairytale of New York / The Pogues
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by zonajapon | 2005-12-15 17:20 | オンエア曲/Canciones
==クリスマスのトレド散策 その1==

11月16日から一般市民も利用できるようになったマドリッド-トレド間のAVE(新幹線)に乗って、ひっさびさにトレドを訪れた。

d0038733_2385523.jpgトレド駅に到着ぅ!
車両は新品ではないそう。
(なーんだ)
これまでプエルト・ジャノまで行っていた列車がこの路線に
使用されているらしい。


d0038733_2422452.jpgトレド駅舎
こちらは新品、ピッカピカよー。
素人の私が見ても、大金をつぎ込んで造ったということがよく分かる
えらく立派な建物。



d0038733_2434639.jpg駅の中は、こーんなイスラム風内装。
そう、トレドには約800年続いたイスラム文化があるんだもんね。

馬蹄形アーチがステキ。
飾り天井の細かな細工にも、ヒャーッ。

乗客も皆、記念撮影に余念がないのであった。


d0038733_2473074.jpg壁下部を覆っているのは、こーんなアラベスク・タイル。
表面のデコボコが、このタイルが高価なものだということを
物語っている。


d0038733_321656.jpgまずはタホ川を渡って、


d0038733_3122292.jpg旧市街へと向かう。

逆光だけど、冬の午後な感じがいいでしょ?
ここにはゆったりとした時間が流れているんだなぁ。


腹がへっては戦はできぬということで、ともあれ数ヶ月前にオープンしたばかりというワインバー/レストラン
ENTRE COPAS』 (C/. Cordonerías,3 45001 Toledo)で、腹ごしらえ。
内装もお料理も超モダン。
あぁ・・・スペインにもよーやく!ついに!近代化の波が押し寄せているのを実感したわぁ。
食べることととお喋りに夢中で・・・写真を撮り忘れた。
ざんねーん。

d0038733_2481633.jpgたらふく多幸飯をほおばった後、旧市街をプラプラお散歩。

スペイン3大カテドラルに数えられるトレドのカテドラルは、何度訪れても感動!
今、ちょーど『イサベル2世展』が開催されている。

とっぷりと暮れた紺色の空に映えるカテドラル、キレイだわ~。


d0038733_3522811.jpgこの日は珍しく19時を回っても冷え込むことはなく、
絶好の散策日和。
ひんやりした空気が頬に気持ちいい。

地元民も観光客も、こぞって迷路のような旧市街をそぞろ歩く。


私の大好きな画家、グレコの傑作『オルガス伯の埋葬』が展示されているサント・トメ教会の周辺には
トレド名物のマサパン(アーモンドとお砂糖を主原料に作られたクリスマスのお菓子)の専門店が密集している。

d0038733_4123638.jpg1856年開業の老舗中の老舗 『サント・トメ』 (C/. Santo Tomé, 3 45001 Toledo)本店のショーウインドー。
マサパンの塊、トルタ・デ・マサパンが並ぶ。
サイズ、お値段ともにさまざま。

マサパンは全国津々浦々どこでも見られるけど、このトルタ~が購入できるのはトレドだけ。


d0038733_4225370.jpg同じく『サント・トメ』のショーウインドー。
こちらはマサパンでできた教会。
どこのものか書いてあったような気がするけど、忘れちゃった。
やっぱメモ取らないとダメね。

あ、もしかしてサント・トメ教会とか??


d0038733_4315681.jpgお向かいの専門店にも、また違ったトルタ・デ・マサパン。
こちらはシンプルというか、庶民的。



d0038733_430642.jpgこのお店のウンドーには、マサパン作りに励む修道女のお人形たちが飾られていて、カーワイイ。
そう、この辺りの修道院では、今でも修道女の手作りマサパンが販売されているのだ。


d0038733_5114534.jpgもう少し歩みを進めると、可愛らしいプチ・オスタルに遭遇。
ひっそりとした佇まいながら存在感はバリバリ!で
泊まる予定はなかったんだけど、ついドアをたたいてしまった。

こちらもやはり、ここ1年弱でオープンしたオスタルだそう。
昔ながらの旧家を、1階をレセプション&カフェテリア、上階をお部屋として
改装している。
次回は泊まってみたいな~。

Hostal AlfonsoXII
C/. Alfonso XII, 18 45002 Toledo
Tel: 925 25 25 09
www.hostal-alfonso12.com


d0038733_5223661.jpg数百年から千年の歴史を持つ旧い建物が途切れ、
突如公園が現れる。
後方には、ライトアップされたカテドラルが威風堂々の風情で
顔を覗かせている。

あまりの『』にしばし絶句。
冬だから、こんなに綺麗なんだよなぁ。

冴えた空気によって輪郭がいっそう際立ったカテドラル・・・
やっぱトレドはこれで始まり、これで終わる、か??
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by zonajapon | 2005-12-13 18:36 | 公美のスペインときど記
==共和主義者たち==

11月下旬に私が取材にあたった『お世継ぎ誕生に沸くスペインと、憲法改正をめぐる動き』についてが、
テレビ東京の皇室特番『雅子さま42歳~波乱の1年~』の中で紹介されます。
放送日は12月13日(火)、時間は20:00~21:00
日本とスペインの違いが見える面白いレポートになってると思うので関東エリアの方、覚えてらしたら(笑)是非ご覧ください。

今回、元王室長のサビノ・フェルナンデス・カンポス(Sabino Fernández Campo )さんにもインタビューさせてもらったのだが、
「国民の80%はレオノール王女が将来の女王になることに賛成している。反対派の20%は、男の子が継ぐべきだという保守派と、
最近勢力を伸ばしてきているレプブリカーノス(Republicanos = 共和主義者)だと、私は見ている」とおっしゃっていたのが、
なーんとなく引っかかっていた。

ちょうど1年ほど前、マドリッドでレプブリカーノスの大コンサートが開かれたり、それがCDやDVDになってFNACで売ったりもしてるし、
ジワジワとではあるが確かに彼らのトリコロール(赤・黄・紫)が、いろんなところで幅を利かし始めているのを感じる。
しかしながら、私は彼らの実態や要求をよく知らない。

そんな中、6日憲法記念日レプブリカーノスのデモ行進があると聞き、それが家からそう遠くない場所だったりしたもんだから、一も二も無く見学に行ってきた。(^^)v

終点の『ハシント・ベナメンテ広場』に集まった人々
この抱擁がいいよね~
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広場に到着した横断幕
ところでハシント・ベナメンテって、共和主義の故著名作家だそう
なーるほど
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スペイン共和国旗 其の1
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スペイン共和国旗 其の2
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現スペイン国の紋章が入ったものもある
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上の旗が風を切ると・・・
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下でも旗が翻(ひるがえ)る
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共産党(PCE)の赤旗も多し
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「国王、何のため?」と書かれたプラカード
REY(国王)のEがユーロマークになっている
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真ん中の男の子がしているようなアフガン巻き(?)は、若い共和国主義者のシンボルね
でも、なぜだ??
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デモ隊の後ろには、警察の車と清掃車が控えていた
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そんなに大きなデモではなかった。
TVのニュースなどでも取り上げられはしなかった。
それでも10,000人くらいはいたんだろうか。
圧倒的に若者が目立つ。
大方が大学生っぽい。
全体の20%くらい中高年といった感じだ。
老いも若きも階層は中流、勤勉な労働者たちとその子息たちという雰囲気だった。

ボンボコ・ボコボコ♪といった太鼓やジャンベの音が鳴り響く中
終始平和的にデモ行進は終了。!(^^)!

彼らの主張というのは、
スペインの民主主義への移行期78年10月20日のクーデターを企てた陸軍将校3人のうちの2人が、実は
幼少の頃からの王様の親友であった→国軍を発動し事態を冷静に鎮圧した優秀で信頼できる王様というイメージ
は茶番劇の賜物だった
と、アメリカの帝国政治への服従は、偽りのデモクラシーである
というもので、具体的にはスペイン憲法の廃止、NATOからの脱退、国民による民族自決の権利の承認、
国家の非宗教性、ユーロ憲法への反対などを求めているらしい。

彼らに言わせれば、現体制には独裁者フランコの意思が脈々と受け継がれているのだということになる。

あくまでミノリティーだけど、こういった声が上がり続ける国であるのは、いいことだと思う。
活性化するもの。
それぞれの人がそれぞれの意見を持ち
言論の自由が保障されていて
誰もが思うところを示威できる。
そして、それを実行に移す『気力』と『問題意識』が多くの若者たちにあるってことは、
いずれにしても素晴らしいことだと思うのよネ。
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by zonajapon | 2005-12-09 04:20 | 公美のスペインときど記