Zon@ Japon 放送雑記



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公美のスペインときど記 -80-

8月がもう終わってしまう。
早いっ(汗)。
年を取るたびに、さらに月日の流れを早く感じるのは私だけだろうか??

今年のスペインは妙な夏だった。
「病んでいってる地球」を意識せざるをえないような、異常に涼しい、もしくは寒いと言った方がいいような気候。
あちこちで大雨が降ったり、あのマジョルカ島でさえ日光浴できなかったりと「おーい!夏、どこ行ちゃったの?!」状態。
MADRIDも8月後半かなり涼しくなって、長袖引っ張り出したりしたもんね。

今日も「残暑」って感じじゃないけど、一応「残暑お見舞い」ということで、最近お気に入りのこの子からご挨拶してもらいます。

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生後2日目のイベリコ豚の赤ちゃん!
カワイーっしょー?
イノセントなつぶらな瞳がたまらない。

さ、9月こそは体調戻してガンバリまちゅよー。
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by zonajapon | 2007-08-30 21:55 | 公美のスペインときど記

公美のスペインときど記 -79-

サラゴサから帰ってきた後、7月末から夏風邪を引いてしまった。
この暑いのに・・・ ・・・夏の風邪って間抜けだ。
でも侮れない。
喉は痛いわ、咳は出るはわ、おまけに熱まで出ちゃって、それが38度を越えたりした。
あー。

そんなこんなの1週間を過ごした後、前々からから楽しみしていた仕事で10日ほどMADを留守にしなければならなかった。
微熱はあるけど大丈夫よ~、これ以上はひどくならないわ~、と高を括って出発したら・・・ ・・・あーーー、おぞましい8月が私を待っていた。

日本人とスペイン人のビジネスの間に入って意思疎通を図らなければならぬにもかかわらず、すごいハナミズとタン、咳はひっきりなし、熱は37度から38度5分を行ったり来たり、あげくに声枯れでハスキーどころか全く出ないの寸前・・・という状況。
不運なことに私は「アセトアミノフェン」のアレルギーとあって、効力のある風邪薬は全面アウト。
解熱のための「無害な座薬」を入れながらだましだましやってたら、扁桃腺が腫れてきて、ついには顔まで腫れてしまった。
こういうのっていわゆる「アナウンサーの世界」では、完全に「プロ意識の欠如」ということになってしまう。
許されざることだ・・・。
今回、理解ある寛容な日本のボスと、おおらかで陽気なスペイン人クライアントの誰もが例外なく気の毒がってくれ、気を使ってくれたけど、本人としては気持ちと体がついて行かずダブルに辛い日々だった。
フウ。

そんなこんなでMADに帰ってきた17日からこの10日間、とにかく体力を回復することに専念し、溜まってる仕事にも手をほとんどつけてません。
メールの返事が遅れている方々、モウシワケアリマセン。
訪問者数を見て焦りつつ(見に来てくれてる人が多いんですよね、アリガトウゴザイマス)、このブログも放棄状態になってて、ああ、ホントにゴメンナサイ。
おかげで、だいぶよくなりました。
まだ鼻声ではあるんだけど。

旅自体はとっても有意義、実り多すぎ!の超充実したものだった。
今年になってから始めたこの仕事のおかげで、イベリコ豚についての知識は深まっていくばかり。
知れば知るほど面白い!んだよね~♪♪

今回は、エストラマドゥーラとウエルバのデエサ(何千年も前から存在する地中海地方にしかないエコシステムで、イベリコ豚の放牧のみに使われる樫の森林)も、本職のガイド付きで見学してきた。
100%純血種やその中での原種の種別、それぞれの飼育者のこだわり、世界に先駆けて開発された排泄物再生システム・・・などなどちらっと振りかえっただけでも非常に興味深いテーマを、山のように見聞きしてきたのだった。
うーむ、贅沢。

これら私たちしか知らない情報は、ぜひ将来日本語にして雑誌・本といったで発表していくべきですね~と、ボスはじめ関係者とも話しているところ。
詳しくはとても語りきれないんだけど、今回の旅の簡単ノートとして、訪れた場所と写真(あるのだけ)を以下UPしまーす。

● ブルゴス Burgos
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ブルゴス名物、モルシージャ(血入りのソーセージ)!!
血入りソーセージと聞くとギョッとするけど、一度食べるともう病みつき。美味いんだこれが。特にブルゴス産は「お米入り」で、私の大好物!
こうやって炒め揚げると、表面カリカリ中はホックリで、口に入れるといい感じに上ってくるスパイスの香りとのハーモニー・・・たまりません。
奥がいつも食べなれてる普通サイズのモルシージャ。手前はジャンボ版。
これはブルゴスまで来ないと食べられないシロモノ。
さすが本場中の本場、サイズも味もビッグ!だった。

● ベロラド Belorado

● ビジャマジョール・デ・リオ Villamayor del Río
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この村にあるハモンメーカーC社の試食用キッチン
ここはド田舎(ゴメン)にあるにもかかわらず、歯がゆいほど趣味がいいメーカーさん。
間違いなくスペインNo.1!

ここが工場の中だなんて信じられます?


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キッチンだけじゃなく、外装からエントランス、オフィス、お手洗い、どこもかしこも可愛さと大人っぽさが同居するデザインでまとめられてて、瀟洒なプチホテル顔負けのシャレ具合。

ここはキッチンからオフィス、そして自然乾燥庫へと続く階段
上から顔を覗かせているのは、工場長のM氏。

● ミランダ・デ・エブロ Miranda de Ebro

● ビトリア Vitoria
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C社の家族が経営しているビトリアのデリカデッセン&レストラン
カウンターの他にテーブル席もたくさんあって、料理に舌鼓をうち、ワインをチビチビなめながらおしゃべりに花を咲かせるオトナたちで賑わっていた。

つい夜が更けるのも忘れてしまう、危険なレストラン。
また行きた~い!

BERICUS
C. Areitio - semiesquina Portal de
Castilla
01007 VITORIA-GASTEZ
Tel. 945 102 004

● サラマンカ Salamanca

● ギフエロ Guijuelo

● カーニャベラル Cañaveral
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生・イベリコ豚を初めて見る~~♪の巻。

ただのブタじゃないよ。イベリコ半島に何千年(?)も生息してきた、100%純血種のイベリコ豚だよ。
みーんな黒ブタちゃん。カワイイのだ。
今は、この9月からはじまる「モンタネーラ(ドングリを食べさせる山での放牧)」のために、体作りをしているところ。
体も足首もキュッと締まってるでしょ?

ギフエロのハモンメーカーD社が所有するデエサにて見学。
デエサの広さ、1000ヘクタール!ですってよ。

● カセレス Cáceres

● ハブーゴ Jabugo
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ハモンといえば、ハブーゴ!ハブーゴといえばハモン!そして「5J (シンコ・ホタ)」でしょ。
ここは「5J」の工場に隣接する、サンチェス・ロメロ・グループのグルメショップ。

在西12年の私は、今回ハブーゴ初体験。
思ったよりかなり、いや相当に小さい村だったワ。
にもかかわらず、メインストリートにはハモンショップがギッシリ。
さすが!

● アラセナ Aracena
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アラセナはハブーゴからセビージャ方面に20キロほど行った村。鍾乳洞とお城で有名な観光地。が、私たちはお泊まりしただけで、残念ながらこれらは見ていない。

写真は次の目的地、ロサル・デ・ラ・フロンテーラに向かう道中でくわした闘牛(トロ)の放牧。うー、2年ぶりの生・トロ!
行けども行けども樫の木が生い茂る「デエサ」の真っ只中に、いきなり現れたトロの群れ。ああ、たくましい。美しい。距離があるので大丈夫、怖くない。

ウエルバは夏でも緑がいっぱい(樫の木が多いから)で、好感度UP、UP!!

● ロサル・デ・ラ・フロンテーラ Rosal de la Frontera
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人生2度目のデエサ体験の巻!

この村にあるハモンメーカーC.R社所有のデエサでは、8月だというのにすでに一部のイベリコ豚ちゃん(もちろん、100%)が放牧されていた。
この時期まだドングリがないので、ピエンソ(飼料)を与えているとのこと。
私たちが近づくと普段は怖がりのブタちゃんたちが、エサをくれるかと思って寄ってくる。

後に見える牛さんたちもやはり放牧されている。彼らの仕事は、夏、枯れて乾燥した下草を食べること。世界でもスペインとポルトガルの一部にしか存在しない「デエサ」を山火事などで失うわけにはいかないのだ。

● ヴィラ・ベルデ・デ・フィカイロ Vila Verde de Ficailo (ポルトガル Portugal)
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ポルトガルに入ってすぐにあるのがこの村。

2ヶ月前にオープンしたばかりのこれまた粋なプチホテル「Outeiro da Vila」に3泊した。
白壁に山吹色のラインは、この辺りの典型的な外壁塗装らしい。
ここもお部屋から食器にいたるまで、えらくセンスがよかった~!
熱さえなけりゃ、お庭にあるプールにも入ったのになあ。ちっ。

朝ごはんの手作りビスコッチョ(スポンジケーキ)はカステラそのもの。あまりの美味しさにレシピを伝授してもらっちゃった。

● ヴィラ・ノバ・デ・サオ・ベント Vila Nova de Sao Bento (ポルトガル Portugal )

● エボラ Evora (ポルトガル Portugal)
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世界遺産に登録されている街、エボラ

城壁に囲まれたこじんまりした可愛い街に、ローマ時代の遺跡が残っている。ディアナ神殿がそれ。その柱の向こうには、13世紀に建てられたカテドラルが望める。

西日が落とす濃い影がなんとなく物悲しい印象を与える、20時すぎの(ああ、ポルトガルはやっぱり)デカダンス。

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by zonajapon | 2007-08-28 20:40 | 公美のスペインときど記

公美のスペインときど記 -78-

==サラゴサ特産 2==

サラゴサの辺りでしか食されない野菜、いや厳密には植物に「ボラハス(Borrajas)」がある。
蕗(フキ)の親戚のようなもの。
50センチくらいに育つ茎で、頭の部分に葉っぱがワサッとなる、アクが強い、春から夏が旬だけど今はハウス栽培されていて年中食卓に上る、とJ氏が教えてくれた。

こりゃ蕗だ!と思い込んでたけど、後で辞書を引くと「ルリヂシャ」ということだった。
聞いたことないぞ?!
広辞苑にさえ載ってない植物。

ちなみに蕗は、スペイン語で「ペタシテス・コムン(Petasites común)」というらしい。
うーむ、これも聞いたことない。
生まれてこの方スペイン人やってる相方に訊ねるも「???」。
ま、見たことないやね、この国で。

ということで特筆その②は、蕗の親戚!
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ボラハスとアサリと魚のすり身のあっさりシチュー。

魚のすり身の代わりにお米を入れるのが、サラゴサの名物料理。
そして今や名物になっているこの料理は、なんとここ「GAYARRE」の厨房から20年前に生まれ、サラゴサ中に広まったんだそう。
今ではどのレストランでも、お米版の他にオリジナル・レシピをいくつも揃えてるんだとか。

どこか懐かしいような、素朴でやさしい味がしたよ。
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by zonajapon | 2007-08-02 22:20 | 公美のスペインときど記

公美のスペインときど記 -77-

==サラゴサ特産 1==

とは書いてみたものの、「アラゴン州特産」が正しいわね、きっと。

前出の料理学会オーガナイザーJ氏の案内で、サラゴサからちょっとだけ郊外にあるレストラン「GAYARRE」でランチをとった。
ここはアラゴン州の伝統料理をモダンにアレンジして食べさせてくれる。
もちろん、用いる食材はこの土地のそして地中海地方のもの。
今年開店25周年!を迎える、大人のためのお店。
すごいのは、オーナーからボーイまで25年間メンバーが変わってないということ。

ちょっとずついろんなものを試してみたんだけど、特筆その①は、ババーーン!
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甘い(!?)タマネギとオレンジのカルパッチョ。

アラゴン州を横切る大河エブロ川沿いの田園では、なんと、甘いタマネギが作られていて、Cebolla de Fuentesの名で有名というではないか!
ちょうど今収穫の時期で、そんでもって今年は天候に恵まれ、タマネギちゃんは例年の数倍あまーく、あまーく育ったという。
フルーツのように食べるんだそうで、このメニューのように魚(この場合、タラが乗っている。そして上にかかってるソースは、黒オリーブをすりつぶしたもの)と併せるのがベストなんだそうヨ。
半信半疑で口に入れると・・・、OHHH!間違ってもタマネギとは思えない。
ハイ!ハイ!ホントに甘いです。
辛味も、ツーンと鼻に昇ってくる独特のあの香りも、なーんもないです。
ウソみたい。

オレンジのさわやかな甘酸っぱさ、タラとオリーブの塩気&風味と、まあ見事にマッチングして、いっくらでも食べられるくらい、サッパリ!とウマイっ!
大ヒットだったよ。
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by zonajapon | 2007-08-01 23:50 | 公美のスペインときど記

公美の放送雑記 -74-

Edición especial de Zona Japón!
En Agosto, escucharemos un álbum llamado “La voz de la tierra ETHNIC SOUND SELECTION” que esta
editado en el año 89.

Se trata de canciones étnicas del mundo, seleccionadas y supervisadas por Haruomi Hosono.
El fundador de la mítica banda japonesa Yellow Magic Orchestra y sin duda ya un músico legendario en
nuestro país.

“La voz de la tierra ETHNIC SOUND SELECTION” es una serie que contiene
8 álbumes y un total de 128 canciones.


8月のソナ・ハポンはスペシャル・エディション!
この春帰国して仕入れてきたアルバム集「地球の声 エスニック・サウンド・セレクション」を聞いていきます。
これは世界各国の民族音楽を、あの細野晴臣氏が監修・選曲したという全8巻シリーズで、89年にリリースされたもの。
今ではオークションでしか手に入らないという、超希少アルバムです!
毎週1巻ずつ(といっても全曲は無理なので、毎回7曲前後)紹介します。


2 de Ago / 8月2日
ETHNIC SOUND SELECTION Vol. 4 GAYA(ガヤ)恋歌

9 de Ago / 8月9日
ETHNIC SOUND SELECTION Vol. 5 NEPENTHE(ネペンシ)妙薬

16 de Ago / 8月16日
ETHNIC SOUND SELECTION Vol. 6 TRANCE(トランス)恍惚

23 de Ago / 8月23日
ETHNIC SOUND SELECTION Vol. 7 FIN(ファン)終末

30 de Ago / 8月30日
ETHNIC SOUND SELECTION Vol. 8 CADENDIA(カデンディア)律動


*7月7日のLIVE EARTHについで、28日には日比谷野音で自身のトリビュート・イベントを行った細野さん。
出演は坂本龍一や高橋幸宏をはじめ、コーネリアス、嶺川貴子、カヒミカリィ、ジム・オルーク、コシミハル、高野寛など総勢20アーティスト以上・・・。
業界内外から圧倒的リスペクトを受ける、すでに伝説となったミュージシャンです。
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by zonajapon | 2007-08-01 14:40 | 公美の放送雑記/Nota


ソナ・ハポン(Zona Japon)は、マドリッドのFM局 "ラジオ・シルクロ100.4FM" にて放送のジャパンカルチャー紹介番組です!      (09年で一旦終了)www.radiocirculo.es
お知らせ
● Yukki Yaura さんとのコラボ、松嶋翻訳のオールカラーe-book “HAIKU Poemas ilustrados”発売中!!

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お問い合わせは、info@suekichibook.com まで。

● 07年-08年シーズン放送のPepi Valderrama嬢による「日本-スペイン文化比較」、Yukki Yaura女史による「環境をめぐる日本と日本人の事情」はPod Casting専用ブログhttp://zonajapon.cocolog-nifty.com/blog/でお聴きいただけます!

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