ソナ・ハポン(Zona Japón)は、マドリッドのFM局 "ラジオ・シルクロ100.4FM" にて放送のジャパンカルチャー紹介番組です!      (09年で一旦終了)www.radiocirculo.es


by zonajapon

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俳句翻訳後記 08夏

私にはこの夏どうしても終わらさなければならないお勤めがあった。
イギリスで出版される屋良有希さんの新刊のスペイン語全訳
この年明けからチョビチョビとは進めてたんだけど、まとまった時間がとれず納期はの~んびのび・・・。
「出来るときでいいからネ。無理しないで~」とのお言葉に甘え(過ぎだって!)、未完のままで8月。
いーかげんにしないと!自分!!

翻訳はこれまでかなりしてきたけど、本になって名前もちゃんと出るのは初めて
ということで気合だけはムンリムリ入っているんだが、いかんせん難しい・・・。難しすぎる!
なんでかって言うと、内容が俳句だから!

俳句は日本語で表記されるから「俳句」なのであって、外国語にした途端「HAIKU」と言うより「だから?」に一変してしまう(←松嶋弁)。
旧来から先達たちが仰ってるよう、俳句を外国語に訳すのはインポッシーブレ。不可能なのである。

日本にはハッキリとした「四季」があり、それにまつわる「風土・習慣」があり、ワビてる感じやサビてる感じを理解できる感覚があり、それらが「生活」そのものとなっている。
また常用漢字・旧漢字・ひらがな・カタカナが組み合わされて形成される言語であり、どれをどう組み合わせるかによって句の表情が変わり、さらにはそこから醸し出される雰囲気やその余韻まで違ってくる。
字面ってとっても大事。
「美」という字には意味があるが、「B」に意味は存在しない。
アルファベットになった途端、5・7・5のリズムも句の趣きや深みも全て消失してしまう(←松嶋弁)。

自分で言うのもなんだが、私は俳句にはちとうるさい。
NHK松山放送局時代(そう、松山は“俳句の郷”なのよん)強引に入会させられた「堀端句会」で鍛えられているのだ(フッフ)。
会員は毎月最低10句の提出義務があり、それを事務局がまとめたものをまず会員間で目隠し投票。
それとは別に、プロの俳人・津田清子先生のところにも同じものが送られ、先生自らが採点。最優秀1句と優秀5句が選ばれる。
これらが事務局によって再びまとめられ、最終的に作者の名前入りで公表されるというもので、私の拙駄句はおおむね毎回高得点をもらっていたのだ(フッフ!)。
そして、スペインへの門出にと「松嶋公美 句集」なるものまで出してもらっているのだ(フッフ!!)。
八木たけし(元大先輩アナ、今や日本の俳壇を代表する怪人俳人)会長からは「俳句はやめないように」としつこく釘を刺されていたが、洋式の光景・生活に囲まれてみると、1句たりとも浮かびませんがな・・・。
ホント、見事なまでなーんも湧いてこなかった。
で、俳句はあきらめた(←言い訳)という暗~い思い出がある。

そんな私が試みたのは、中途半端な「俳句調の節回し訳」はスッパリやめて、アルファベットの3行詩としてできるだけ正確に情景を伝える、ということ。
ちなみに私は原稿を書く時もそうなのだが、練りすぎて直しすぎて新鮮味に欠ける記事になってしまうという悪い癖がある。
俳句においては見直すたびに納得いかない箇所が必ず出てきて、もう通常の10倍は軽く直しを入れてしまった。ハハ。
はて、出来はいかに???
判断はヒスパニック系の読者に委ねるしかない、です。

とりあえず70句訳し終えて、8月が去る!


。。。。。それから9月になり 。。。。。。


有希さんの俳句本の残りに取りかかる。
まえがき、感謝の辞、インデックス、著作権についての法規、問い合わせ、有希さんのプロフィールなどなどをまだ訳さなければならない。
これが原文おおかた英語だったりして、大汗ですよっ!私!
特に著作権については長いわ難解だわで、脳ミソが耳から流れ出しそうな・・・辛さだった。
相方も巻き込んで入念なネイティブ・チェックをかけにかけ、やっと!完成!!
まだ製本前チェックが残ってるけどね、何とか肩の荷下りましたぜ。ε- ( ̄、 ̄A) ふう。
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by zonajapon | 2008-09-30 09:52
そして8月・・・、私の人生が急展開!
ネコが、まさかの子ネコが2匹わが家にやって来たのだ!!

動物好きがゆえに(無責任に)動物だけは飼うまい、と心に誓って13年。
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと我慢してきたのにだ、相方(←過去にネコ6匹同時飼いの経験あり)の熱望に押されて「んじゃ♪」と首を縦に振ってしまった私。

里子としてもらわれて来た初日、彼女ら(両方とも♀です)、
ネコトイレのある個室(←人間のトイレ)に逃げ込んだっきり・・・出てこなかった(汗)。
時々のぞきに行ったら

d0038733_34111.jpgこのような

d0038733_341465.jpgありさまでして。

そっとしとくしかないかな、と(泣)。
ゴハンと水には口つけてくれず・・・。

2日目はサロンのソファーの下に隠れ処を移したガティータたち。
さすがにゴハンも食べて水も飲んでくれたけど、ミャーッオ!ミャーッオ!とママや兄弟を探し歩く姿は悲哀そのもの。
私の胃と胸もチクチク痛んだ。
まだ2匹だから、「連れ」がいるからよかったようなもんの、1匹だったらショックでどうにかなってたんじゃ?っていうような、いたたまれない鳴き泣き声だった。

3日目に入ると、ここで怖い目や痛い目に遭わされたりしないということが分かったのか、はたまた諦めがついたのか、ガティータたちは一気にリラックスし始めた。
ソファーの上で毛づくろいしたり、うたた寝→→爆睡したりと、昨日までのあれはなんだったの?!状態。
なにはともあれ第一関門無事突破で、うれし、たのし、かわいの日々始まり~の♪

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ま、仕事モードには、なりませんわな。

とはいえ、私はこの夏どうしても終わらさなければならないお勤めがあった。
イギリスで出版される屋良有希さんの新刊のスペイン語全訳
この年明けからチョビチョビとは進めてたんだけど、まとまった時間がとれず納期はの~んびのび・・・。
「出来るときでいいからネ。無理しないで~」とのお言葉に甘え(過ぎだって!)、未完のままで8月。
いーかげんにしないと!自分!!

翻訳はこれまでかなりしてきたけど、本になって名前もちゃんと出るのは初めて
ということで気合だけはムンリムリ入っているんだが、いかんせん難しい・・・。難しすぎる!
なんでかって言うと、内容が俳句だから!

俳句は日本語で表記されるから「俳句」なのであって、外国語にした途端「HAIKU」と言うより「だから?」に一変してしまう(←松嶋弁)。
旧来から先達たちが仰ってるよう、俳句を外国語に訳すのはインポッシーブレ。不可能なのである。

日本にはハッキリとした「四季」があり、それにまつわる「風土・習慣」があり、ワビてる感じやサビてる感じを理解できる感覚があり、それらが「生活」そのものとなっている。
また常用漢字・旧漢字・ひらがな・カタカナが組み合わされて形成される言語であり、どれをどう組み合わせるかによって句の表情が変わり、さらにはそこから醸し出される雰囲気やその余韻まで違ってくる。
字面ってとっても大事。
「美」という字には意味があるが、「B」に意味は存在しない。
アルファベットになった途端、5・7・5のリズムも句の趣きや深みも全て消失してしまう(←松嶋弁)。

自分で言うのもなんだが、私は俳句にはちとうるさい。
NHK松山放送局時代(そう、松山は“俳句の郷”なのよん)強引に入会させられた「堀端句会」で鍛えられているのだ(フッフ)。
会員は毎月最低10句の提出義務があり、それを事務局がまとめたものをまず会員間で目隠し投票。
それとは別に、プロの俳人・津田清子先生のところにも同じものが送られ、先生自らが採点。最優秀1句と優秀5句が選ばれる。
これらが事務局によって再びまとめられ、最終的に作者の名前入りで公表されるというもので、私の拙駄句はおおむね毎回高得点をもらっていたのだ(フッフ!)。
そして、スペインへの門出にと「松嶋公美 句集」なるものまで出してもらっているのだ(フッフ!!)。
八木たけし(元大先輩アナ、今や日本の俳壇を代表する怪人俳人)会長からは「俳句はやめないように」としつこく釘を刺されていたが、洋式の光景・生活に囲まれてみると、1句たりとも浮かびませんがな・・・。
ホント、見事なまでなーんも湧いてこなかった。
で、俳句はあきらめた(←言い訳)という暗~い思い出がある。

そんな私が試みたのは、中途半端な「俳句調の節回し訳」はスッパリやめて、アルファベットの3行詩としてできるだけ正確に情景を伝える、ということ。
ちなみに私は原稿を書く時もそうなのだが、練りすぎて直しすぎて新鮮味に欠ける記事になってしまうという悪い癖がある。
俳句においては見直すたびに納得いかない箇所が必ず出てきて、もう通常の10倍は軽く直しを入れてしまった。ハハ。
はて、出来はいかに???
判断はイギリスに住むヒスパニック系の読者に委ねるしかない、です。

とりあえず70句訳し終えて、8月が去る!

PS.
我が家の新家族プロフィール
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オーナーさんのところから、2匹とも至極健康・トイレのしつけ済み・駆虫済み・離乳済み&キャットフードOK!状態でやって来る。
が、ほたるはやっとこ離乳したばかり。この時期の1ヶ月の月齢差は絶大で、ほたるはかぐやの後ばかりついて回って、やることなすこと全て彼女の真似っこ(爆)。
私たちは「ほたる」とは呼ばず、しばらく「クリ~ト・ベオ~」(真似しっ子~)と呼んでいた。

PS.2
カラチビカラはガティータたちに遊びものにされた挙句噛み砕かれる危険を本能で察知したか、8月中旬から客間のバスルーム壁で2匹そろって夏眠を始める。(←今日の段階でまだ覚醒せず)

<4>に続く…
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by zonajapon | 2008-09-27 14:35 | 公美のスペインときど記
スペインに帰ってみると、有希さんとのインタビューにもチョロっと登場した我が家のペット (^^ゞ のカラちゃん(カタツムリ)が「ギネスに挑戦かっ?!君は」の勢いでさらに巨大化していて、まずはおののく。

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土にもぐるので泥まみれのカラ、アボガトに食いつき中
プリンの容器と比べるとジャイアンぶりがよく分かるでしょ


この春やむなく保護した時は5ミリあるかないかだったにもかかわらず、

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まだまだチビだった頃
カラダも透明


7月頭の段階で体長(殻のみ)4センチは軽く超えていてその後も成長が止まりそうもない\(◎o◎)/!
コワイよ、この子。

ユーロ・カップで代表チームが奇跡の優勝決めたり、私のアイドル=ラファがウインブルドンで初優勝したりする中、庭(まだただの空き地)の茂りまくった雑草(とは言えカワユイのですよ)抜きに精を出していると、

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雑草1

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雑草2

コロリ~ンと小さなカタツムリの抜け殻が出てきた。「卵の殻よりこっちの方がカルシウムがあるかも(カラに)。明日にでも食べさせてみよっ」と表の階段に置いといたところ、翌日見てみると…抜け殻があっちの方の壁にくっついている!ではないか。「えーーーっ、生きてたのーっ!?!」とさっそくその子も保護して、チビカラ(小さいカラちゃんってことで。芸ないです、はい)と命名。

この春からザンザカ降り続いた雨のせい(おかげ)で、家の庭みたいななーんもない所に生まれそこで育った野性の子。なんだか愛しい。Bien venido! ハグハグよく食べよく脱走してくれる。

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脱走企て中のチビカラ

夏眠していた期間が長かったらしく(ええ、するんです。暑いと夏眠、寒いと冬眠。ネットで勉強しました。実は、カタツムリ飼うなんてちょっと変人っぽいっかも?と気恥ずかしかったんですが、やっぱり飼い方なぞを調べんことにはと検索をかけるとですよ、出て来る出て来る~!!日本にはペットとしてカタツムリを飼育している人がわんさといることを発見!ウレシイ、ヨカッタ、タスカッタ!こういった人々がHPやブログで発信してくれている情報のおかげで、家の子たちも元気に生きていられるんですぅ)、殻に比べると体が異様に小さくて歩くとヒョロ~ユラ~と頼りなかったのが、1週間もするとだいぶバランスが取れてきた♪
そんなこんなで、家族1名増員。

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脱走成功したチビカラ
けっこう歩くの早くて油断ならない


7月は前半ちょこちょことミニ出張でマドリーを留守にしつつ、日本から持ち帰った葉ネギ、赤・青シソ、ミツバの種蒔きをしたり、相方と一緒に屋根付きテラスを造ったり、そこに置くテーブルとイスを組み立てて木油を塗ったり、

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これがそれヨ~♪
毎朝ここでカフェ飲むのが、まっこと気持ちいい
ほんと静かで聞こえるのは鳥のさえずりだけ!(*^。^*)


その他いつまで経っても終わらない新居のデコレーションの続きをのほほんやりつつ、最後の1週間は3地方出張通訳になだれこむ。

ラ・マンチャからリオハまで1日で800キロぐらい北に移動すると、気温も20度は違い「いやはや、スペイン広し」を実感。そしてまたしても荷作りに失敗している私…。北の最終日はありったけの服で身を固めざるをえない(ワンピースにパンツはいてカーディガン羽おって、腰に長袖Tシャツ→パジャマを巻きつけーの、足元は靴下につま先が出ないスリッポン→部屋履き)という有様。こんなオロロンな出で立ちでもまだ寒かったよ!

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リオハ近くのカサ・ルラルに1泊
マドリー出身の母娘の経営で、とってもアットホームかつオシャレだったわ
グラシアッス!


<3>に続く…
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by zonajapon | 2008-09-18 22:25 | 公美のスペインときど記

ご無沙汰してまして

暑中見舞いの季節が過ぎ、残暑見舞いの季節も過ぎ…気にはなりつつも放置プレー長すぎました、申し訳ありません。皆さん長い夏休みいかがお過ごしでしでしょうか?
え?3ヶ月もバカンスってるのは私だけだって?
へへ、実のところ少々過充電ぎみではあります。

一昨夜の中秋の名月、昨夜の満月にかこつけて、いい加減重い腰を上げることにしました。
このあたり、2日とも昼間は雲1つない晴天で
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どこまでも高~く澄み切るあ・お・ぞ・ら

「絶好のお月見日和だわっ!」と例年に増して期待に胸を膨らませていたところ、夕刻から見事なお月様が登り、ズームレンズで渾身の一枚!!!をば。
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9月14日 20:53h

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9月15日 20:55h


d0038733_54217.jpgこの機のために取っておいたリオハの赤を開けて、
大きなガラス窓のあるキッチンで夕食&月光欲を楽しみました~♪


d0038733_561695.jpgちなみにこのボトルの裏ラベルがちょっと変わっていて、このようにイラスト付きで「ブドウ種」・「熟成樽」・「ボトル詰めしてからの熟成期間」が記されています。

こんなデザイン、初めて見た。

さて早いもんでもう9月も半ば、更新を怠っていた間まぁいろんなことがあったんですが、さてどっからどう話そうか…と考えるとそれだけで書く気が失せてしまいそうです。なので簡潔にざっと流れを…。

振りかえると、5月半ばに日本行きのチケット(6月12日出発)を急遽購入すべき事態に追い込まれ、1ヶ月切っている中済ませていかなきゃならない「義務」が山盛り、ヤマモリ、やまもり!

5月分の番組をこなしつつ6月分の番組録音4本、その分のブログ前倒し更新、3つの連載併せて18本の原稿執筆(自己記録更新だ!)、育成プロジェクトの候補者面接・実力測定・講座要綱制作、選考メンバーとの連絡やなんや、単発の通訳、年間契約してもらっているインポーターさんのビジネスサポート、他に日本から持って来たいもののネット先行購入にお土産の準備と荷作り… …引きこもり&座り仕事&寝不足が祟って、ついには生まれて初めて「ぎっくり腰」までやってしまいましたよ。うぅ(;_;)

そこまでして帰った日本ではお約束の「食べ物・温泉・買い物」を力いっぱい満喫し、海にも行って山にも行って免許の更新もして、入念な荷作り&発送などをしているとあーっと言う間に帰国日が…。

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お気に入りの場所で必ず毎帰国時1回は行く「白石の鼻」 於・松山

もちろん滞在自体はエンジョイしたんですが、もう自分の「常識」がすっかりスペインのものになってしまっていることをいろんな場面で痛感!!(>_<)
「そっか、13年も離れていたらそうなるよなぁ」と改めて複雑な気持ちに…。この日本でのあれこれは別にコーナーを作ってそのうちボチボチとUPしていこう!と心に決めました。(決めてるだけ)

<2>に続く…
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by zonajapon | 2008-09-16 15:50 | 公美のスペインときど記