==怒涛の1月==
…。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。
こんなに長々と、しかも堂々とブログ更新を怠っていいんだろうか???
『レポート』を恐る恐る見てみると、この間もコンスタントに訪問してくださっている方々が、かなりいたりする…。
ああ、申し訳ないデスぅ。
ありがとうございますゥ。
いやですね、これにはワケがありまして。
1.2週間もの間、ADSLの接続がなかった(プロバイダーの責任)
。
2.スペイン流感に見事なまでにやられてしまい、やっぱり2週間近く完全にダウンしていた(プロ意識に欠けるヤツ)
。
これ以外にも私の1月はなかなかいい感じで怒涛ってるんですけどネ(笑)、まぁ、それはおいといて。
6日~10日まで
パリに仕事半分、遊び半分で行ってきたのデス。
3年ぶりに訪れるパリには、
私の25年来の大親友の
泉ちゃんが暮らしている。
何より彼女と会うため、そして彼女の仕事の助っ人として、また
クリムト(シーレ&ココーシュカも一緒)
展を見るのが主だった目的だったんだけど、久々のパリはいやはや何とも楽しゅーございました。
5日間のうち3日は仕事してたんだけど、デコレーション用の金色のシャワシャワを、泉ちゃんの愛犬『
銀』に被らせて笑い転げたり。
← アフロ銀
銀タローの散歩に行ったり。
泉ちゃんちはノートルダムのすぐ脇に位置してたりするので、
散歩コースもご覧のように超優雅。
赤ちゃんのころから知っている銀も、もう11歳。
口の周りが白くなったりして、おじいさんになったよね。
最近はノー・リードで散歩できるようになったとはいえ、私のことを舐め切っている彼は
全く言うことをきいてくれない。
だからポッケには、ヤツの好物
マドレーヌ(奥の手)をしのばせてゆくのサ。
ヘヘッ。
なぜだか『日産ヨーロッパ』の新年会に呼んでもらったり。
会場になった
日本式焼肉の店『
松ちゃん』は、さすが!パリなんだなぁ。
こんなのマドリーにはないゾ!
で、そこで大の大人7人大騒ぎ…。
周りのフランス人や日本人客のシローい視線を浴びつつも、私らってばあたかもスペイン人の集団のごとく、ドンちゃん騒ぎを繰り広げたのだった。
写真中央が店主の松本さん。
も~、皆してご迷惑をおかけしました…。
そして、肝心の
クリムト展。
…やられました。
会場のグラン・パレ前には長蛇の列、列、列。
100メートルは軽くある。
しかも10分で3メートルくらいしか進まない。
入場制限してるんだな、これが。
着いたのが午後5時半、閉館までの約4時間にこの列が捌ける可能性の方が低く、また寒空の下凍えながら延々と並ぶほど根性のない私は、泣く泣くあきらめた。
会期があと1週間というこの時期に行ったのが、間違いだったね。
グラン・パレは、
シャン(ゼリゼ)の入り口付近にあるため、パリに行ったところで毎回訪れるわけではないシャンを、せっかくだからそぞろ歩く。
♪オー!シャンゼリゼ~♪とスキップしながら歌ってると
「ここでそれ歌うの、日本人ぐらいだよね」と泉ちゃんに冷たく指摘されるが、
い~んだもんね、アタシ、正真正銘の日本人だも~ん!
パリは確かに寒かったんだけど、背景の雪は
人工のもの。
シャンの中ほどにこういった人工の庭(池&木々)を雪化粧させたコーナーがあるのだ。
ホントはクレープが食べたかったんだけど、近くにはウマいクレープ屋がないということで、ベルギー発のチェーン店『
Léon』で
ムール貝をむさぼる。
ここも私にとっては懐かしの店。昔はよく通ったもんだ。
←普通の『Léon』って
緑色の看板なんだけど
(これはサン・ジェルマン付近の店)
←ここのは
青色(!)だった。
シャンだから??
ちょっと高級なのかしら?
と思ったが、中は普通の店と同じだったよ。
店の入り口でポーズを取るのは、他でもない泉先生。
その後、やはりシャンの老舗サロン・ド・テ『
LADURÉE』へ。
ウ~ン、これぞパリの醍醐味!ってくらいステキなの、これが。
ここはマカロンの超有名店。
←が、ワタクシは森の赤いフルーツを使った新ケーキなるものを食す。
激ウマ(泣)。
こーいう洗練されたモノって、残念ながらスペインにはないっ。
マドリーに帰ってくるなり、今年1回目の生。
翌13日に行われた『第17回 日本語弁論大会』の実行委員の1人、なんとメキシコからはるばるいらしたという
広瀬明久さんにゲストとしてお越しいただいた。
彼は『
SOCIEDAD INTERCULTURAL』という文化協会の会長さん。
弁論大会の主催者である土井さん(日西文化協会『TORA』会長)との出会いがきっかけとなり人生180度方向転換し、鞄1つでメキシコに渡ったというツワモノの元東京都職員。
人生いろいろだネ。
急にお願いしてご出演いただいたにもかかわらず、無駄のないハイ・レベルのスペイン語トークでインタビューに応じてくださった。
深謝。
そして、その『
日本語弁論大会』本番。
去年同様、アテネオ・デ・マドリッドで開催された大会では、第1グループ(日本訪問経験のない人)で、
Alejandro Friedhoffさんが優勝。
第2グループ(日本滞在の経験がある人)で、
Luis Jose Garciaさんが優勝した。
←Alejandro Friedhoffさんには、
2月9日の放送に電話で出演してもらうことになっている。
お楽しみに~!
26日、27日と
バレンシアに出張。
仕事は26日でパーフェクトに完了し、27日は2007年開催の『
アメリカズ・カップ』の下見。
港は急ピッチで開拓&整備が進められていて、大型トラックに巻き起こる砂塵、そして空港にいるのかと錯覚するほどの轟音がとどろいていた。
すでにオフィシャル・ショップや、ミニ・ミュージアム(無料の視聴覚ルーム)はオープンしている。
『アメリカズ~』に参戦の『
BMWオラクル』には、日本人クルーの
早福(そうふく)
和彦さんがおり、是非お会いしてお話を伺いたかったのだが、携帯に連絡してみると、なんとニュージーランドにいらした!
スペインみたいな国の携帯でも、ニュージーランドまでちゃーんと電波が飛んでいることに、ちょっと感動したワ。
そんなこんなで、早福さんとのインタビューはちょっくら先延ばしになっております。
が、3月には実現させたい意向。
乞うご期待!
と、松嶋の1月駆け足総集編でした~。