==Tapas==
José Corbacho(ホセ・コルバチョ) と Juan Cruz(フアン・クルス)が初めて作った2005年の映画『Tapas(タパス)』を、DVDで見た。
面白かった~!!
都会の一角に生きる
ごく“普通”の庶民の、ありふれた“普段”の生活がそこには描かれているんだけれども、
いかにも“ありそう”な話なだけに、現実味あふれまくり!
ぐいぐいストーリーに引きこまれ、94分があっという間だった。
<ポスターはfilmax提供>
いたるところに散りばめられたスペインユーモア、生きた会話、配役の良さ、役者の上手さ・・・どれにも脱帽!
“今のスペイン”の人間模様をこれほど“面白く”描いた映画を、私はこれまで見たことがない。
“ありふれた日常”の中に、実は満ち満ちている“心のひだ”。
ああ、これぞ人生。
シリアスなドラマなんだけど、コミカル。
大いに笑って、泣いて・・・見終わった後胸の中には、ジーンと静かであったかい感動が残った。
「だから、スペイン好きなんだよ~」と再確認させられ、「もっと見たい、続きが知りたーい」と思わされた。
日本でも公開されるといいのにな。
マラガ映画祭で、最優秀映画賞、主演女優賞、観客賞を受賞しているこの映画、オフィシャルページは
こちら。