2月ですね~、もう。
今月最初の放送は、マドリー在住の画家・
加藤力之輔(りきのすけ)さんのリクエストで「
朝日美穂」の曲をメインにオンエア。
なんと、加藤氏はお手持ちの3枚のディスクを貸し出ししてくだすったのだ。
2004年に出されたアルバム「ホリアテロリズム」からは、あの岡村靖幸の作品「秘密のフランボワーズ」。
2002年のミニアルバム「ホリデー」からは「バスタイムライムス」。カワイイ曲で、これを聴くと「昼風呂」に入りたい衝動に、非常に駆られる、私。
3曲目は朝日さんともりばやしみほ、カワモトマコトの3人で2006年夏に短期結成したコーラスグループ、ミホミホマコトの曲。タイトルナンバーの日本語バージョンをかける。なんかしらんけど、この曲を聴くとチャッキチャキと体が動く。気が付いたらしょっちゅうハミングしてたりするのよね~♪
最後は、今週日曜(2月4日)にラジオも入っている「シルクロ・デ・ベジャス・アルテス」でコンサートを行うDJ KRUSHのナンバー。この曲が入っているアルバム「寂」は、私としては彼の作品の中で最も気に入っている1枚。
そしてそして、間にはさんだ湯川カナさんのコーナー、「
スペイン-日本、妊娠事情比較!(5)」は、次のようなネタでした~。
5ヶ月め、日本では「戌の日」に腹帯を巻いて安産祈願をするという行事がある。犬は安産なので、これにあやかる、という意味らしい。試合の前日にトンカツを食べるようなもんですね。勝負に勝つ、ということばにひっかけて。
もっとも戌の日は単なるイベントだが、日本の妊婦は日常的にマタニティ・ガードルを着用しているそう。親戚や友人からも、「ちゃんと腹帯してる? ガードルしてる?」とよく訊かれた。しかしスペインの医者曰く、「腰痛など特殊な事情を除き、普段から腹をしめつけるのはよくない」。たしかにこちらでは、夏など、お腹を出している妊婦をよく見かける。一方でそんなスタイルは、日本では、「お腹を冷やすからよくない」と言われる。
この日本の「冷やすな」というのは、どうも、東洋医学上の考えらしく、中国や韓国でも同じような傾向があるという。諺で「秋茄子は嫁に食わすな」といったり、また梨などのいわゆる身体を冷やす食べものをあまり取るなというのも、同様。この感覚は、西洋人にはなかなか伝わらないようですね。
私は、ちょうど妊娠が夏だったこともあり、気温40度でガードルなんて無謀なことはせずに西洋風に涼しい楽な格好で過ごした一方で、体調がちょっと悪くなると、薬を飲めないので、漢方薬を飲んだり、仙骨(尾てい骨の上にあり、身体の中心となると言われる場所)を温めたりと、なんちゃって東洋医学で対応しています。両方のいいとこどり、というかんじかな。
<臨月時のカナさん>